参加者:鈴木、大野、須田、鳥羽、栗田
なんとか間に合ったNEMESIS NXT、須田さんと2機そろいました。
鳥羽さんのスマートサーボ搭載複葉機やパイロンレーサー機、大野さんの新作Gee Beeも初参加、後半は全員で新しいレースプログラム「タイムレース」を楽しみました。
■NEMESIS NXT
飛行順で、須田さんが先に初飛行することになったのですが、離陸からふらつき直進/旋回もまったく安定しません。重心位置は主翼前縁から30%くらいです。
栗田のNXTも重量/重心位置など、須田機とほぼ同じなのですが、さらに安定しない飛びぷりです。
その後、重心位置を10%ほど前へずらすなど調整をして、須田機はスピードを出すとかなり安定してきました。
スケールで製作した並木くんのNXTが参加していれば、板飛行機との比較ができたのですが、いずれにせよ、胴体の縦面積/尾翼面積の少なさが問題であることはわかりました。NEMESISを作るのであれば、バランスがいい1号機をお薦めします。
脚に車輪を付けていない須田さんのNXTは、実機と同じように飛んでしまうと機影から脚がみえなくなるので、あたかも脚を収納しているようでGoodなアイデアでした。
■Tiburon Bipe
スパン270mmの複葉機Tiburon Bipeにスマートサーボを搭載したエルロン機を仕上げてきた鳥羽さん。BLモータが入荷しないため、DIDELのブラシモータをギアダウンしてパワーを出しています。全備重量18.3gの機体はごきげんな初飛行でした。
リンケージの工作のうまさは抜群です。
詳細は鳥羽さんのホームページをご覧下さい。
■Cassutt
鳥羽さんが選んだパイロンレーサー機は、1954年にTom
Cassutt氏が設計したケイサットで、近年リノエアレースでは最多出場を誇る機体。以前から、顧問の原田さんに「インドアのパイロンレース向き」と製
作を勧められていたフォーミュラー1のスポーツレーサー機です。
小型機なので極端に主翼弦長が幅広の矩形翼、最近ではテーパー翼も多くなっているので、いろいろな改造を楽しめそうです。
飛ばしやすそうですが、パイロンレースでは鈴木さんが飛ばしてクラッシュ/リタイヤ。鳥羽さんも飛ばす練習しましょう!
実機はこんな感じ。
■3匹目のGee Bee
もうGee Bee製作の師匠になってしまった大野さん。
今度は栗田でもつくれるものをとリクエストしてあったのですが、みごとについていけない次元のつくりです。
主翼も取り外しでき、メカの搭載もきれいにレイアウトされています。まだ未塗装で調整も不十分でしたが、初飛行してしまいました。
モータのパワーが不足しているそうで、今後の仕上がりに期待したいですね!
■コントラ・ペラ
鈴木さんがBUGATTI model 100 RACERに搭載を計画しているコントラ・ペラを見せてくれました。最新号に「P-tech」に紹介されている他のしくみのコントラ・ペラと比較しながら、みんなで談笑。
鈴木さんのコントラ・ペラはクラウンギア2つとピニオンギア1つでできています。
■タイムレース
詳細は別のエントリーでルールと共にUPしますが、TEAM QUADRAの須田さんと須賀さんが考えてくれたタイムレースをやってみました。
パイロンを10周するタイムレースで、写真のようにタイムキーパー(鳥羽)をセンターにして左右のパイロンにジャッジ(須田/栗田)が1名ずつ付いてパイロンカットをチェックします。パイロットは鈴木さんです。
パイロンカットした数だけ、追加の周回となります。
須田:1分52秒/1分30秒
栗田:1分53秒
鈴木:1分5?秒/クラッシュ
大野:クラッシュ
鳥羽:クラッシュ
以上の結果で、須田さんが今回トップとなりました。
別エントリーのルールに沿って、ぜひみなさんもタイムレースをやってみてください。須田さんの成績を越える記録が出たらぜひコメントしてください。YSFCのトップで新記録が出る度に紹介していきます。
パイロンを立てて周回するのは、面白いですね。
実際に飛ばしてみると、クラッシュしないことは大事ですね、EPP機もしくはEPPとデプロンのハイブリッドが、良いかもしれないですね。
ネメシスNXTは、おかしな挙動しますね(^^;)
エルロンの翼端部をカットしてみたり、もう少しチャレンジしてみます!!
投稿情報: esu | 2007/10/23 17:15
esuさんには毎回、背中を押していただいてますね!
今回のタイムレースは実際にやってみると、操縦練習をみんなに手伝ってもらっている感覚になるので、すごくいい。
壊れにくい機体をつくる工夫も必要になるし、一石二鳥かな。
NXTの調整、お願いします。私はまた新しい機体のプランを準備します。
投稿情報: 栗田 | 2007/10/23 18:34