ストックがいっぱいあるエサキ・ティシューでプリントのテストをしてみました。
この結果がコンデンサーペーパーやガンピ紙でもイコールかどうかはわかりませんが、花紙では同じような結果が出ているそうです。八歳さんが彼のブログで報告しています。ガンピ紙でも同じようにできると教えてくれたのは、私が入会している庄内ピーナッツの先輩諸氏。今回テストして1つ違っていたのは、裏打ちする糊付けの方法。その詳細は「続き」の手順をご覧下さい。
01.裏打ちするA4コピー用紙に合わせてエサキ・ティシューをカットします。
02.最初は庄内ピーナッツのメンバーが成功したという糊付け方法でやってみます。プリンタに投入する最初の部分30mmくらいをスプレー糊55で貼り付けます。
06.チェックすると、糊付けしていない後部の方にインク擦れが出ていました。
08.この糊付け方法だと剥がすのは楽なのですが、インク擦れの問題が出てしまいました。インクの滲みもかなり出ています。
09.次はこの滲みを軽減できるように市販の「滲み防止材:いろいろな紙にインクが滲まない下地が作れる」というスプレーを使います。先ほどのインク擦れをなくすため全面を糊付けしたエサキ・ティシューにこのスプレーを散布。
11.全面に糊付けするとコピー紙から剥がすのはけっこうたいへん。
12.剥がしたエサキ・ティシューのインクの滲みを比較します。滲み防止材を使った方は確かに滲みが少ないようです。
こんな感じで、作業としてはかなり簡単にプリントできることがわかりました。プリンタによっても仕上がりは異なるかもしれません。参考まで。
インクのにじみは私も体験しました。
CANONのMP500を使っていますが、通常印刷だと滲んだので印刷スピードを早くしてみたところいくらか緩和されました。
裏の糊は全体を短い時間で離れた所からすると剥がしやすかったです。もしくは一度A4用紙を貼り付けて余分な糊を取ってしまうのも有効でした。
緩和剤良さそうですねー私も機会を作って試してみます!
投稿情報: 八歳 | 2008/03/25 00:18
私も印刷モードは速い方でやったのですが、インクの流量は多めに感じました。
55の量が多かったかもしれませんね。
こちらでもいろいろ試してみます。
投稿情報: 栗田 | 2008/03/25 09:45
ただの思いつきなのでうまくいかないかもしれませんが。
A4コピー用紙の4辺など印刷に関係のない所をテープのりでとめて印刷すると、後は切れば、のりのついていない和紙が簡単にとれそうな気がします。 幅の狭い両面テープの入った(修正ペン代わりの白いテープがはりつくタイプと似たものです) トンボPITテープのり 他のメーカーもありますが
投稿情報: 酒井 | 2008/03/29 22:21
酒井さん、コメントありがとうございます。
インクジェットプリンタの場合、プリンタにもよりますが、ガンピ紙やエサキ・ティシューのように薄手の和紙には、噴射されるインクの量が多すぎるようです。
コピー用紙などでは、吸い取る量が合っているので紙の表面に溜まるようなことにはなりません。
ご指摘のように、和紙を浮かしてプリントすると、インクが付いた部分が膨張し、シワが入るか、擦れを生じます。同時に台紙から浮いているので余分なインクを吸い取ることもできないようです。
顔料系のプリンタでも同じようになるのか、試してみるつもりです。
投稿情報: 栗田 | 2008/03/30 10:08
習字の紙の場合、漢字用のものはにじみが多いものが好まれ和紙の加工はあまりされませんが(紙も厚いようです)、かな用の紙の場合、にじみが嫌われドーサ(にかわとミョウバンの混合液を塗り、にじみを抑えています)引きの加工紙が使われています。書道具屋さんで紙を見られてみてはいかがでしょうか。練習用の紙は薄手のものがありますし、お店によっては紙のにじみを表示してあることもあります。ただ重さは秤をもっていかれて計られたほうが良いと思います。
投稿情報: 酒井 | 2008/04/07 08:56