今年もカリフォルニアで10回目の開催となるWeasel Fest の日程が発表されました。でも、Weasel Festってどんな大会なんでしょう?
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Weasel Fest 2012
開催日:4月14〜15日
開催地:Ellwood ,CA
Weasel Festの歴史は今年で10年を迎えます。
この大会は、他の組織化されたRCグループの活動とは異なり、まさにインターネットがベースとなって発展してきた新しいスタイルの大会です。
Weaselモデルの発売元であるDream-Flight代表のMichael Richterが操業したのが2002年。
Weaselは1997年から作られていたそうですが、彼が個人的に製作を始めていたのかは不明。
その翌年の2003年、David Martinと彼の兄弟が他のWeaselパイロットたちと一緒に飛ばしたいとflyWeasel Yahoo Group にメッセージを送りました。こうして2003年6月9日、数名のパイロットが集まり、Weasel Festの原点ともいえる最初の飛行会が開催となるのです。始まりは意外に素朴な要求から。
2004年、あとから「King Of The Hill」と呼ばれるようになるJoe Zepedaが、RCGroupsのスロープ・フォーラムでWeaselパイロットを集めた飛行会を提案。このへんからネットがらみに発展しています。
6月19〜20日、EllwoodでRCGroupsによって組織された最初のWeasel Festが、20名のパイロットたちが集まり開催されました。このころからWeaselのキットが評判になっていきます。
2005年は、Dylan McDanielの呼びかけで4月16〜17日、サンバーナーディーノのリトル山で開催。このときの参加パイロットは30名ほど。この時に、Pete Schiessによる“Anarchy Weasel”のロゴマークが登場。後からこのロゴマークが非公式ながらWeaselファンクラブのエンブレムとなります。昨年発売された限定版の黒いEPPバージョンもまさにこの延長なんですね!!
2006年はWeaselが作られるようになって10周年記念の年。
4月1日、Ellwoodに40名のパイロットが参加します。
2007年4月14〜15日、Ellwoodの海岸スロープとサンタバーバラの山岳スロープ両方を使って開催。
こうして回を重ねること10年目。
WeaselはEPPでできたVTPRのシンボルのようになり、その後、開発されたAlulaをはじめ、世界中に同じコンセプトのVTPR機を増やしていく原動力になってきました。
※上記の内容はRC Soaring Digest, July 2007号の記事より出典
※VTPRについては次のリンク先エントリーを参照
※Ellwoodの会場の詳細な説明は、SB slopersの HPに紹介されています。
Ellwoodは、およそ100フィート(30m)の絶壁が続く海岸で、下は砂浜、上は広い草地。風向きは南西から西南西で、通常、正午くらいから吹き始めるそうです。サンタバーバラに近く、いい海岸スロープですね。
2009年、Ellwoodで開催されたときのムービー。
2010年もEllwoodで開催。
昨年4月、サンタバーバラで開催されたフェスタのムービー。
すごい数のEPP VTPRグライダーが集まっています!!
DSまでやっちゃうんですね!!
現在の金型を使用したEPO製/EPP製 evoの前、主翼材が熱線カットしたキットだったころ、いろいろなWeaselが登場していました。次のAKROなどは動翼のラダーをもち、胴体縦の面積を増やしたアクロ機仕様に改造されています。
Weasel AKRO
こちらはダブルサイズのWeasel。中心付近に2枚の垂直尾翼があるので安定が増します。
Weasel Dub
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