また新しいブログ[Rappo' Land Blog]が誕生した。
Magical Power時代にメンバーだったラッポさんは、私の彫金の師匠であり、学校の先輩でもある。
現在、Te-To-Teという自分の店を成城で展開されているが、今回オープンしたブログは個人のブログで、masaさんの「Kai-Wai 散策」の東京下町編的なアプローチでエントリーアップされている。
プロフィールを見ていただくとラッポさんの豊富な経歴がわかるが、その経験と共に、下町生まれの楽しい知識で紹介される「好き店」のカテゴリーが、今後増えていくのが楽しみである。
こうしてゆっくりではあるが、ブログに楽しさと存在の価値を見出した人々が自分のブログをスタートする。
昨日は書籍「ブログの力」の出版記念として開催した「ミーティングBlog」から1年経った記念日だった。
何かエントリーをと考えていたのだが、修まりのいいコンテンツが書けない。
そうこうしていると案の定、CHRONOFILEのブログにトラックバックが入った。
あの本で「漂泊のブロガー」として紹介されているいのうえ氏からだった。
お尻を突っつかれる思いで彼のブログ「漂泊のブロガー2」にコメントを残す。
そうなのだ!
今や、いのうえ氏はみんなのブログを漂泊するブロガーではなく、自らブログサイトを運営するブロガーになったのだ。しかも、1つめを卒業して現在2つめのブログでモブログ中心にみんなからコメントを受ける立場に変わった。
いのうえ氏以外でも、この1年で変化したブログはいろいろある。
新たに始めた方、都合でやめた方、システム的な問題で再構築された方、相変わらずパワフルなのは秋山氏を中心にした建築家グループの皆さんだ。
現在は「アースダイビング」が盛んで、今日は下北沢界隈に潜っているようだ。
ブログの影響について、いろいろなメディアがその進捗状況をまとめて報告している。
ユリイカ4月号:ブログ作法
論座9月号 :ブログの実力
大航海56号 :インターネットの光と闇
個人的に新たな風を感じるものはなかったが、資料性の高い報告として役に立つだろう。
昨日の夜、筑紫さんのニュース番組でも報道とブログの関係性について座談されていたが、日本の実態よりもアメリカよりの話が多かったのは残念である。
ラッポさんのような旧友や新たな知人たちがブログを始める。
新しい「観光」のイメージがわからぬ地方自治体の活動をよそに、地元に暮らす個人のブロガーたちの楽しいエントリーが、ブログの別な価値を教えてくれる。
微風を感じながら、また新たな1年が始まる。
あのミーティングを記念してというわけではなかったのですが、一周年(プラス1日)記念「アースダイビング@下北沢」が無事終わりました。9人のアースダイバーが潜ったり浮いたりとにぎやかな事でありました。
今回の企みも、あの時、初めてお会いした「Kai-Wai 散策」の masa さんの参加あってのものだったのです。ご都合がよければ、いのうえさんも参加という事態になるやも知れずというところでした。
これも、なんと言っても栗田さんの「ブログの力」 があって、あのようなミーティングを開催されたことによるものなのです。
「アースダイビング@......」も、まさしく「ブログの力」と思っています。
投稿情報: AKi | 2005-11-26 21:04
秋山さん、コメントにTBまでいただき恐縮です。
みなさんの「アースダイビング@…」エントリー、拝見しています。
周りの観客も遠目ではだんだん理解しずらくなってきました。
船(サテライト)でも貸し切って上空から見物しないと、その実態や楽しさはわからないのかもしれませんね!
玉井さんに名づけていただいた「ミーティングBlog」から1年、自分のBlog体験も1年を経過し、「ブログの力」以前に「興味をもつ力」「テーマの力」「コミュニケーション能力」の違いを同じブロガーとして感じています。
リートフェルトも、アースダイビングも、参加メンバーの行動力、そして興味、情熱には関心するばかりです。
この輪が広がるには、ブログ以外に個人のアイデンティティやリテラシーが強く必要であることを痛感しています。
投稿情報: 栗田伸一 | 2005-11-26 23:13