雑誌「サラサーテ」を初めて購入。
弦楽器ファンのための雑誌だそうな。雑誌コードが航空情報の別冊とは意外。
昨年の12月にエントリーした「菊田さんのヴァイオリン」ブログの主である菊田さんが自らのヴァイオリン製作についてまとめた「ヴァイオリンを作ろう」の特集が掲載されている。どのような工具を使って製作されているのか興味があったからだ。
豆カンナやクランプ用のスプールクランプなど、特殊な工具が意外と安い値段で入手できることに驚いた。そして日本国内にヴァイオリンなどの弦楽器製作を指導する学校が増えたこともだ。
かつてエレキギターを何度か自作したことがあるが、使い続けたくなるような楽器は作れなかった。現在、趣味でエレキギターを作るブロガーを1人知っているが、まだお会いしたこともない。
日本人は器用な民族だが、楽しむことは不器用なのではないかと思う。昔よりもはるかに多くの方が楽器を自作しているようなのだが、それが活動として見えないのだ。私だけに見えていないのならいいのだが、もちろん文化と呼べるような定着をみせているようにも思えない。自己満足の世界で完結しているのだろうか。
今は、どんどん楽器を演奏したとは思うのだが、作ってみたいとは思わない。いい木も手に入りにくい時代だからだ。
をっととと。こんばんは。
菊田さんのヴァイオリン。溜め息が出そうです。ギブソンのフラットマンドリンのコピーも作られていますけど、あれなんて、本家の10本分以上の価値がありそうですね。
ワタシは2月中には完成させたかったのですが、あれから一向に進まず。このまま(気持ちが)フェイドアウトしないようにがむばります。
ギター作る人は意外に多いですね。アマチュアでももの凄い人がいます。アメリカなんかは作る文化も発達してますけど、どうも日本はギター雑誌(楽器屋の広告でなりたっている)の影響が強すぎるからかどうか、フェンダーとかギブソンとかのブランド崇拝が根強くて、ギターは買うもの、になっているのではないでしょうか。
投稿情報: 六尺 | 2007-03-05 20:46
どうかフェイドアウトしないで完成させてください。
六尺さんがどんなお仕事をされている方なのか知りませんが、楽器製作に使われている工具など拝見しているとプロの方なのでしょうか。自家製石焼釜もすごいですよね。感心します。
昔、カテリーナ古楽合奏団の松本兄弟が福生に住んでいたころ、よく古楽器の製作を見学させていただきました。お兄さんの方はチェンバロ製作の職人でもあり、いろいろ教えてもらいました。工房って好きだなー。
投稿情報: 栗田 | 2007-03-05 21:07