今年の春は、庭の草刈りをどうしようか、考えている。
毎年、連休前には必ず一度、庭全体の草刈りをしてきた。
アメリカ式の芝刈りのつもりでやってきたが、肝心の芝は雑草に負けて、もうほとんど残っていない。
そこで、庭の主役を交代させてみようと思う。
雑草ではなく、それぞれの草花がどのように庭の生態系で生きているのか、1年を通じて見てみるつもりだ。
まずその第1陣が黄色い花をつけたタンポポやクローバー、それにヘビイチゴ。正式な名前は調べていないが、写真に撮ることで目から脳に記憶する。
日向の役者たちのどれが主役なのかは、まだわからない。
ビオトープをつくるわけではないが、この庭の生態系がどんなバランスでなりたっているのか、昆虫や鳥、ネコやワンコも含め、楽しみながら確かめてみるつもりだ。
無理矢理に草刈りをすることはないと思いますよ。
わたしもどこかで何らかのバランスを得られるのではないかと考えています。
少しばかり、強い言い回しが許してもらえるなら、以下のようなことです。
ガーデニングという、ある意味で、キリスト教的な自然に対する圧政のようなものに
付き従わなくても良いではないか。
我が国には「園芸」という、もう少し自然に寄り添ったかたちのボタニカルライフが
あるじゃないか。 な〜んてね。
そのままにしていても、見る対象としては問題無いでしょう。
機能としての「芝」の威力は、納得させられるだけのものがあるけど、多様な在り方を
自庭で現すことは可能。 園遊会を開き、示すことのできるものです。
草むらに一石(アインシュタイン)を投じなさいませ。 一席設けて。(笑)
投稿情報: 岩本芳樹 | 2007-04-27 21:15