Tasha Tudorが亡くなったことを、こーこさんのブログで知った。
92年の人生、それはシンプルで気骨な、すばらしい生活だったろう。
私が彼女のことを知ったのはTV番組からがほとんどだが、書店でも数冊、彼女が執筆した絵本やエッセーを目にしたことがある。
Tasha Tudorと家族のホームページでは、Newsのページにその報告が短く知らされていた。Tasha Tudorのために設けられた「Memorial Websites」へのリンクがある。
そこには、アインシュタインの言葉を信じている彼女のある計画が書かれていた。
「時をさかのぼることができるのなら、私は1830年代に真直に戻る予定です」
その旅はかなりおもしろくなると彼女は感じているようだ。
Memorial Websitesには、すでに世界中から1,600を越えるお悔やみのコメントがエントリーされていた。
memo:
Tudor
Familyの住むMarlboroは、Bostonから北西に150kmくらい離れた山の中にある。私は、そこから91号線を南に70kmくらい下がっ
た町、Springfieldを2度訪問した(1930年代エアレーサーGee
Beeが誕生した町)。ピーターパンというバスに乗り、Bostonから数時間、深く美しい森が延々続いていた。そこには「森の生活
-ウォールデン-」を書いたHenry D. Thoreauが住んだConcordの町もあったのを覚えている(Bostonから40kmくらい)。
ターシャの絵本や、庭や暮らしぶりの本などをあらためて見ていると、
彼女自身がそのまま作品だったような、すてきなおばあちゃんでした。
わたしたちはあのような森の生活はできないけれど、
手本にすることはとても多く、そしてまた心の持ちようひとつで
人間にあふれた、人間の森を楽しむのもまたいいかなぁ、と思ったりしてます。
投稿情報: こーこ | 2008-07-02 09:29
人間の森は影響し合い、心通じ合うもの。
ターシャの描く絵にヒントを得て、生前、母に描いてもらった絵があります。
今となっては、あの絵を描いてもらってよかったと思います。
母はターシャのことは知りませんが、できあがった絵はターシャの世界観に通じるものでした。
次回、エントリーする予定です。
投稿情報: 栗田 | 2008-07-02 20:23