« 佐渡の初秋 | メイン | CHRONOLOGICALな受賞 »

2008-10-03

コメント

面白いですね。特に自転車部材に必要な型に育ててしまうところが面白かったなぁ。
ところで、フラーが来日した時、竹製のジオデシックドームを日本の住居にという提案があって、日本では「バカにすんな......」的な反応があったと記憶してます。

バックミンスター・フラーの竹ドームは、その後、中国にも提案したそうですが、考え方の行き違いがあったようですね。
もう今では、幾何学的にできあがる空間への興味よりも、竹を使うことによる機能性を科学的に考える方が楽しそうですね。

しかし、ラグ部分は「包帯まいてギブス.......」という趣で、少々憂鬱でありますね。

サイズの異なる竹をフレキシブルにホールドできるジョイントがあればいいのですが、それはかなり量産化計画が立たないと実行しない考えなのでしょう。
熱収縮チューブとか、素材はいろいろあるので、みんなでコンペすればアイデアは出そうですね!!

ラグの部分がヘンプというのが刺さりました。
FRPでいうところの、Fをガラス繊維や炭素繊維ではなく、ヘンプにする、と。
これだと廃棄(焼却)の時の環境負荷が少なくてすみそうです。
日本では産業用とか医療用のヘンプの栽培の敷居をもっと下げるべきだと思います。

.......そしたら両親が借りている畑のそばの休耕地を借りて育てるんですが.......
すごく丈夫で肥料も農薬も不要で、生長も早いそうで、こんな「エコ」な植物は珍しいのに、GHQが石油産業のために禁止してしまったわけで。

私もヘンプのジョイントが蜂の巣のようで、気に入ったのです。
まず自分で1台MAKEするには、古典的な素材を科学的に利用できる方法として可能性を感じています。
産業用に品種改良されたヘンプであれば栽培は可能なようですね。
オベーションのような作りのギターをヘンプで成型してつくることもできるだろうし、やはりこのエコな素材は可能性があります。

竹の自転車なんて、ぼくはまったく想像しませんでしたから、意表をつかれた思いでうれしくなりました。
たしかにラグは、捻挫した関節をつつむギプスのようでもあるし、栗田さんのおっしゃるようにスズメバチの巣のようでいいぞとも思えます。
ぼくは、動植物が好きだし、肯定的な見方に賛成します。アルミの溶接の肉が盛り上がっているよりは、むしろ美しいかもしれない。
アフリカには、なじみがよさそうだし、彼らが自在に作れるようになったら面白い自転車ができそうですね。
竹の先端の方をつかえば、フロントフォークだってできるかもしれない。
工場生産するからジオデシックドームのように同じ大きさの部材をつかうのであって、はじめから長くて細くて軽い材料があるんだから、それを強くできる方法を知れば、テントに慣れた遊牧民ならすてきなフレームを作っちゃうでしょう。
高層の、重い建築を作ろうとするから地震なんかでこわれるし危険だけれど、竹なら、仮に壊れたとしても下敷きで命を落とす心配もないですね。

玉井さん、お久しぶりです。
私もかつて低温溶接を習い、自分で自転車のフレームを製作していた時代がありました。たった2年間だけでしたが、そのフレームにはbroom stick(魔女のほうき)というロゴが付き、30人くらいのユーザーの手に渡りました。
竹の自転車を見たとき、真っ黒になってフレームをつくっていたあの時代のことを思い出したのです。
量産ではなく、一台、一台、少しづつ違ったフレームをつくる。
竹のフレームはまさにその存在感を蘇らせてくれる自転車でした。

この8年間、最新素材のカーボンファイバーを使って模型飛行機をつくっています。この素材は丈夫で軽くて、使っていると安心というか、最新のものを使っている優越感もあるのですが、一方で、もう作り手も数人になってしまった道具「竹籤抜き」の行く末が心配になったりします。
カーボンファイバーの利点を竹籤で再現してみたい、そんな気持ちが出てきたのです。
自分が学んできたことを自然素材にフィードバックする。そんな60代を過ごしてみたいな!!

この記事へのコメントは終了しました。