iPhone 3GにBrian Enoが発表したアプリ「Bloom」をインストールした。
楽しみ方は人によってさまざまだが、私の個人的なお気に入りは次の2つ。
・[Listen]をクリックしてから、右下をタップして、設定画面から[Mood]を選び、サウンドを聴きながら、9つのmoodを自分が感じるタイミングで切り替えて聴く
・[Create]を選び、設定画面の[Controls]にある[Delay]を最大にセットしてから、画面を戻して好きなようにタップする(リズムでも音階でも覚えられる数だけ)
2001年に発表されたBrian Eno と J.Peter Schwalmのコラボレーションアルバム「Drawn From Life」の中に「Bloom」という曲が収められている。
2つのバージョンがあり、インスト版ではない赤ちゃんの声が入っている方が私は好きだ。iTunes Storeでもアルバム名で検索すると試聴可能。
Bloomの訳は「花」だが、「物が輝く」とか「美しさをまき散らす」などの意味もある。
iPhone用のアプリにも同じ名前をつけた理由はさだかではない。
だが、コンセプトを継続するEnoのこと、画面に現れる丸い音の波紋も、「77 Million Paintings(7700万の絵)」の中で似たものが使われていた。
このアプリで遊びながら、一番喜んでいたのはEnoの楽曲が大好きな妻だった。
いじりながら「こんなGUIのデスクトップがあってもいいな!!」っと感じた。
作業やデータの記憶が丸い音の波紋で再現される。たぶん、忘れてしまうものが多いだろうから、すべて開いて確認することになるだろうが。そんな頭の遊びをさせてくれる「時」をプレゼントしてくれるのが、変わらないEnoのアンビエントなのだろう。
コメント