FLAT HOUSE LIFE
米軍ハウス、文化住宅、古民家……古くて新しい「平屋暮らし」のすすめ
著者:アラタ・クールハンド
出版社:マーブルトロン /中央公論新社
ISBN-10: 4123902383
価格:1,995円
この本では、古民家や文化住宅、米軍ハウスなどの東京都下に残る平屋住宅をFLAT HOUSEと呼び、「住むアンティーク」として紹介している。
37年間あまり、このFLAT HOUSE(私の場合は米軍ハウス)に住み続け、そこを去ったばかりの私にとって、そのアンティークの価値は「空間」にあったと感じている。
米軍ハウスの間取りなど、レイアウトについては「デペンデントハウス」のマニュアルに定められていたものをアメリカが戦後、世界中の占領地域に建設した。それを一方的に受け入れるしかなかった日本。その結果、ハウスは豊かな土地空間を保持した希有なアンティークとして残り続けることができたのだ。
しかし、周辺の環境変化と共に半世紀を過ぎたハウスの老朽化は進み、私の住んでいたハウスも耐用年数をはるかに超えたベニヤとモルタルの壁は、すでに役目を終わっていた。
町並みは、狭い敷地にひしめく2階建ての「プレキャスト住宅」に替わり、昔のような異空間(アメリカ的)の空気感はなくなってしまった。
引っ越しの時、最後に娘が送ってくれたメールには「ありがとう、アメリカン・ハウス!!」と書いてあった。子供たちは3軒のハウス生活を経験し、どこでも延べ50坪ほどある広い庭でおもいっきり遊ぶことができたのだ。
この本の発売を知ったのは、今でも米軍ハウスに住み続け、本の帯と本文にも掲載されている古くからの友人Iwamoto氏のブログ「non tanto」のエントリーである。
彼らはいつまでFLAT HOUSE LIFEを続けることができるのだろう。
いろいろと、こちらで勝手な噂が飛び交っていますが、その後、如何ですか。
一応、このエントリーを元気の証拠として、みなさんに紹介しましょう。
chronofile、佐渡の様子も絡めて、あっと驚く情報を期待しています。
投稿情報: iwamoto | 2009-11-13 20:24
元気でやってますよ!!
佐渡からのエントリーをどのようにしていこうか、まだ考慮中。
のんびりとスロースタートしていきます。
日々、個性的な島民との出会いが続き、今後の展開が楽しみです。
朝の散歩やポタリング(マウンテンバイク)にはじまり、その途中で日の出を仰ぐという日課を気持ちよく感じています。散歩の途中、誰にも出会うことがないのは新鮮な驚き。
敷地内でラジコン飛行機の練習ができるのも幸いでした。
今日も午前中は、小豆の刈り取りと天日干し。
里山の畑には、葡萄、レモン、リンゴ、杏、梅、柿などいろいろ。
一昨日は、来年用の玉葱の苗を植えました。
まだ、パソコンに向かっているよりも、体を動かしている時間が長くて、バタングーです。
投稿情報: KURITA | 2009-11-13 20:57
kuritaさん、こんにちは。
そちらでの生活、既に楽しんでいる様子で安心しました。
朝早くから活動できる体になっているのが分かります、すっかり体育会系に
変身するのも時間の問題ですね。
こちらは、プレ全日本選手権が終了してから何だか何もかもが億劫になって
しまっています、今更ながらに褒めて煽ててくれたkuritaさんの存在が
必要不可欠であった事を感じています。
最近は、iwamotoさんにAMの音楽作りで協力願おうと画策しています、私の
為ではなく勿論takuya君に選手権をとってもらう為ですが・・・
iwamotoさんからは、AMに関する質問メールが時々届いています、先日は
突然iwamotoさんの「FLAT HOUSE」にお邪魔して2008ETOCのDVDと、
ヨーロッパの少し古い画像データをお届しました、iwamotoさんにとっては迷惑なお願い
かとも思いますがkuritaさんからも支援をお願いします。
投稿情報: suga | 2009-11-14 09:53
一度、お電話でも……というか iPhone でもと思い、かけたと思いましたが……そのままにでありました。
もう、佐渡での新しい生活が元気に始まっておられる様子……面白く拝読いたしました。
佐渡からの CHRONOFILE をお待ちいたしております。
投稿情報: AKi | 2009-11-14 13:13
Sugaさん、コメントありがとう。
お互いに背中を押し合って活動できていたことが、こうして離れてみて、私も実感しています。
iPhoneのただ友が使えないので自由に連絡できませんが、SkypeInの導入を検討中です。そちらがSkypeのアカウントを取得できれば、パソコンでもiPhoneでも連絡できるようになるのですが、いかがですか。
Iwamoto氏は奥様がフィギュアスケートをよく理解されているので、マニューバーと音楽のマッチングなどは彼と相談できると思います。問題は彼の方がアクロの演技パターンを理解できていないので、設計プランを詰める段階で助けが必要になるでしょうね。
彼のライブラリーから、どれだけユニークで審査受けするサウンドが出てくるのか楽しみです。
投稿情報: KURITA | 2009-11-14 16:05
AKiさん、連絡をしないままで申し訳ありませんでした。
なんとか荷ほどきも終わり、Macに向かう時間がとれるようになりました。
iPhoneが圏外で使えないため、お電話をいただいても通じなかったのだと思います。
あらためてメールをいたします。
とにかく、元気で楽しくやっております!!
投稿情報: KURITA | 2009-11-14 16:08