昨年の夏に、この本の翻訳本が出版されていることを、友人のブログ「MADCONNECTION」で最近知った。
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昨年の夏に、この本の翻訳本が出版されていることを、友人のブログ「MADCONNECTION」で最近知った。
16:11 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
DOMA秋岡芳夫展
場所:目黒区美術館
会期:12月25日まで
時間:10〜18時
日本の工業デザイナーの先駆けとして活躍した秋岡芳夫氏の展覧会が、東京目黒区美術館で開催されている。私はまだ見ていないが、建築家や工業デザイナーである友人たちのサイトに掲載された報告を読み、開催準備に3年かけた集大成の展覧会であることがわかった。
中でも会場入り口に設けられた「竹とんぼ」の展示、秋岡氏が60歳から始めた製作活動と国際竹とんぼ協会の発足など、その活動を知らない方が多く、驚かれたようだ。1986年に出版された本「竹とんぼからの発想:手が考えて作る」には、5年間で800機を越える竹とんぼを製作したと書かれていた。しかし、その後もその数は増え続け、今回の展覧会用にまとめられた図録では3,000機を確認できた書かれていたとか。共に協会で竹とんぼを作った仲間の証言では、6,000機まで確認したそうだ。目標が10,000機だったというから、呆れてしまう。
11:05 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
20:44 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
写真の装置は、同じ模型飛行機好きの友人が手作りした「インシデンス・重心測定器」というむずかしい道具で、先日、我が家に届いた。
20:49 カテゴリー: 器用仕事, 書 籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
Soft Energy Paths: Towards a Durable Peace
ソフト・エネルギー・パス 永続的平和への道
著者:Amory B. Lovins (エイモリー・ロビンズ)
出版社:時事通信社(1979年)
古い本を読み返す。
1960年代、日本人は将来を見越したエネルギー対策にハード・エネルギー・パスの1つとして原子力を選ぶ。その時から、戻ることができないY字路の一方を突き進んできた。その道には多くの問題(核拡散の危険、廃棄物処理)が潜んでいることを知りながら、約半世紀、その管理を集中管理的社会志向に委ねてしまう。
21:31 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
野生の思考
著者:クロード・レヴィ=ストロース
訳者:大橋 保夫
出版社: みすず書房 (1976/1/1)
ISBN-13: 978-4622019725
価格:5,040円
この本はとっくに書籍カテゴリーで紹介していたものと勘違いしていた。
掲載したのはブログではなく、秋山氏と共に制作した「[email protected]の本」だった。そこであらためて、この難しくもエポックな戦後思想史最大の著作を紹介しよう。
文化人類学や構造主義などの難しい思想とは無縁だった私が、なぜ、この本に魅了されたか。それをなるべく簡単明瞭に説明したい。
11:19 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
鳥凧用の竹ひごを加工するのに、確認の意味もあって竹工関連の書籍を見てみたくなった。そういえば、佐渡ではまだ図書館デビューを果たしていない。
調べると、佐渡には図書館と図書室がそれぞれ5箇所にあり、ネット検索や予約が可能なことがわかった(佐渡市立図書館HP)。
それに、忘れてならない「鳥越文庫」が猿八にある。
早稲田大学名誉教授で古典芸能研究家として知られている鳥越文蔵氏の所蔵する演劇関係の図書約2万冊が寄贈/収蔵されているのだ。
猿八に行ったとき、右に行くと鳥越文庫というT字路までは確認したのだが、まだ訪問は叶っていない。
懐かしいバスを使った移動図書館もあり、巡回するステーションも決まっている。
今回は、探していた本が小木図書館にあることがわかり、午前中に行って利用者カードの作成と登録をした。
小木は昔から竹細工が盛んな地域とのことで、今でも竹材加工の協同組合があるくらいだ。私が図書館から借りた「図説 竹工芸」の高価な本も、この組合が寄贈したものだった。
昨年9月からは、新潟大学附属図書館が所蔵する書籍の取寄貸出も始まっている。どんな蔵書があるのか楽しみなのだ。
15:48 カテゴリー: 書 籍, 観察記録 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
Google のブック検索は、これまでにもGoogleが推し進めてきた「世界中の情報を体系化し、どこからでもアクセス可能なものにする」という使命を書籍に向けたものだ。ブック検索の目標は「書籍だけではなく、著者や出版社が長期にわたって活躍できる機会を提供するサービスとして発展することにある」とGoogleは表明している。だが、最も利益を得ることになるのは読者だろう。簡単な操作で世界中の書籍から豊富な知識を得ることができるようになるからだ。
書籍には著作権がつきまとう。だから、Google booksをめぐるブック検索には問題が多い。しかし、Googleの対応を見ていると、そんなことは初めから想定した上で体制づくりを推し進めているように思える。
16:51 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
占領軍住宅の記録 (上・下)
デペンデントハウスが残した建築・家具・什器
小泉和子・高薮昭・内田青蔵 共著
住まいの図書館出版局 住まい学大系 096 / 097
上:216ページ 下:264ページ
ISBN4-7952-2140-5 ISBN4-7952-2141-3
「占領軍住宅の記録」の本をこのブログで紹介してから4年も経ってしまった。今回、FLAT HOUSE LIFEの本のエントリーがきっかけとなり、秋山さんから「デペンデントハウス 1」の続きは…と指摘されてしまった。
この上下2巻に分冊された上巻の方を紹介したつもりだったが、下巻はまだだったのだ。
16:00 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (1)
著者:ケネス・ブラウワー
訳者:芹沢高志
出版社: 筑摩書房 (1988/06)
ISBN-10: 4480022368
新潟への用事があり、フェリーに乗船。
カモメのソアリングを見続けるのにくたびれ、読み始めたのがこの本。
もう3度くらい繰り返して読んでいるのだが、毎回、その印象は異なる。
今回はなぜだろう、宇宙船を造る父親の宇宙物理学者フリーマン・ダイソンの記述はすべて読み飛ばし、息子のエコロジスト/カヌービルダーであるジョージ・ダイソンのところばかりを読み進んでいる。たぶん佐渡に移り住んだ影響だろう。
12:38 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
FLAT HOUSE LIFE
米軍ハウス、文化住宅、古民家……古くて新しい「平屋暮らし」のすすめ
著者:アラタ・クールハンド
出版社:マーブルトロン /中央公論新社
ISBN-10: 4123902383
価格:1,995円
この本では、古民家や文化住宅、米軍ハウスなどの東京都下に残る平屋住宅をFLAT HOUSEと呼び、「住むアンティーク」として紹介している。
37年間あまり、このFLAT HOUSE(私の場合は米軍ハウス)に住み続け、そこを去ったばかりの私にとって、そのアンティークの価値は「空間」にあったと感じている。
16:23 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (6) | トラックバック (1)
むかし、サンフランシスコの古本やでみつけたNewsweek。
自分の誕生日と1日違いの発行日だったので、記念に手に入れたものだ。
あらためてタイムカプセルを開くような気持ちでページをめくってみる。
紙が酸化して破れそう・・・。
17:22 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
13:25 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
佐渡の妻から、写真家でエッセイストでもある星野道夫の特集を、NHK教育TVでやっているとおしえてもらった。
星野が執筆した「旅をする木」というエッセイを読んでみたい、というリクエストだ。私はある興味から、「イニュニック」と「ノーザンライツ」だけは文庫本ですでに読んでいた。その2冊はあると告げると、リクエストした本を入手して一緒に送って欲しいという。
それではということで、文春文庫から出版されている「旅をする木」と「長い旅の途上」を本屋で見つけ、購入する。帰り道、最近利用し始めた図書館を覗く。事前にネットで検索しておいたのだが、羽村図書館はかなりのタイトルを蔵書していることがわかっていた。見たいのは「星野道夫の仕事」シリーズの写真集。
16:56 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)
ドイツ おもちゃの国の物語
著者:川西 芙沙
作画: 一志 敦子
出版社: 東京書籍 (1996/09)
ISBN-13: 978-4487792375
価格:1,890円
飛行機仲間の友人の一人が、ここ数年、仕事でドイツのニュルンベルグで開催される世界最大のトイフェアにでかけていく。世界60ヶ国から2,700社以上のメーカーが出展するこのトイフェアで新しい製品を見るのは楽しそうだが、彼はあわただしく用事を済ませ、わずかな空き時間を使ってミュージアム見物に精を出す。今回は開催地であるニュルンベルグにあるトイミュージアムを訪問しており、その様子が彼のブログにアップされている。
だが、それだけでは終わらなかった。帰り道、イタリアのミラノまで脚をのばし「レオナルドダビンチ記念博物館」を訪れている。しかも初めてではないというから驚く!!
そんなうらやましい報告をブログで拝見して、忘れていた本の存在を思い出した。
「ドイツ おもちゃの国の物語」
この本の44ページから、ニュルンベルグのトイミュージアムについての解説がある。すべてイラストで描かれた本のカットと、彼が撮影した写真を見比べる。個人的には写真の方が好きだな。細かな部分を自由に見て取れるのがいいのだろう。
14:19 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
本屋さんで平積みされているような新書のタイトルについては、立ち読みによる内容の確認が可能だが、発売から1年以上経過している本については、地域の図書館の蔵書をインターネットから検索して利用するようにしている。
こうしてチェックしたタイトルの中から、自分で所蔵したい本をAmazonや日本の古本屋サイトなどで探して手に入れている。
今回、図書館を利用して読んだ本を簡単に紹介しよう。
テーマは民族音楽と音律。
その中には10月31日のNHK BShi再々放送でみた「ピアノの詩人ショパンのミステリー」で紹介されたフォルテピアノについても関連書を探してみたかった。
21:16 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
著者:姜尚中
出版社:集英社新書 444C
ISBN-10: 4087204448
価格:714 円(税込)
政治学者である姜尚中氏と爆笑問題の二人との対談(NHK-TV番組 「爆笑問題の日本の教養」9月30日放送)を見て、俄然、興味を持った。
本屋で手にしたのが、この新書「悩む力」。
○○の力という本はいろいろあるが、力をタイトルの入れているので当然、肯定的な内容である。
私がこの本を読んでみたくなったのは、目次から第三章77ページに書かれている「ブリコラージュの可能性」をみつけたからだ。
13:17 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
佐渡ケ島の中でも限界集落のひとつである猿八は、小佐渡のほぼ中央にある。
この離島の山奥に家族で移住し、半農半ライターの生活を8年あまり続けてきた土屋 敦 氏のお宅を訪ねた。
土屋氏は料理研究家として、All Aboutの「男の料理」や「ブログ」などでも活躍されており、すでに2冊の料理本が出版されている。料理をするようになったきっかけは、奥様が京都在住の染織家に弟子入りをした際、その3年間を主夫として務め、料理作りに開眼したのが始まりだそうだ。
09:03 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
メインテナンス・ブック(右)
著者:竹田 豊
出版社: リットーミュージック
ISBN-13: 978-4845603138(左)
ISBN-13: 978-4845613564(右)
自己流でやってきた道具のメインテナンス。
なかでもアコースティックやエレクトリックギターの養生訓は、湿気の多い我が国で必須の心得なのだ。
毎日、使おうが、1年以上ケースに入れてしまったままでも、それぞれの状態に対応したメインテナンスが必要になる。
昔は、まだ国内でギターについて書かれたメインテナンス・ブックはなく、雑誌の特集などで扱われるだけだった。
12:57 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)
幻の楽器を求めて
アジアの民族音楽と文化探究の旅
著者:田森 雅一
出版社:筑摩書房(ちくまプリマーブックス)
ISBN-10: 448004194X
定価:1100円
ポピュラー音楽と大衆音楽の区分と同じように、民族音楽とその楽器について記した書籍にはアカデミックな立場の研究者や○○先生が書いた本と、演奏者やアーティストが書いた本とがある。前者の場合、その内容はアカデミックで資料性の高い物が多い。本書は後者に近く、憧れと好奇心をエンジンにした四駆のように、フィールドワークを重ねて探求した内容で好きな本だ。
著者も最後に書いているが、優れた民族音楽の本は楽器を通じて、その民族の文化や生活までもが理解できる内容を持つ。
11:58 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
著者:中村 とうよう
出版社:ミュージック・マガジン
ISBN-10: 4943959067
定価:2,000円
1986年に出版された古い本。
書棚におさまっていると、やたら分厚くて(523ページ)、本のタイトルと共に気になる存在なのだ。束厚が出るようにマンガ雑誌に使われる「印刷せんか紙」のような紙を使って、その存在を主張している。
最近、「ポピュラー音楽」とか「ポピュラーミュージック」という言葉はまったく口にしなくなった。この本の冒頭で著者の中村 とうよう氏は「ポピュラー音楽」の定義について個人的な意見を記述しているが、なぜ「大衆音楽の真実」という本のタイトルを選んだのかについては書いていない。それは、この時代(1980年代)でもすでに「ポピュラー音楽」は死語に近い瀕死の状態だったからだ。
12:54 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
生物と無生物のあいだ
著者:福岡 伸一
出版社: 講談社現代新書 1891
ISBN-10: 4061498916
価格: 777 円(税込)
「爆笑問題のニッポンの教養」に登場した福岡氏の話がおもしろくて、またしても理系の文章がうまい先生の本を読んでしまった。
福岡氏の著書には他にも「ロハスの思考」というソトコトの巻頭で書いていたコンテンツをまとめた新書がある。私と同じ名前の福岡氏を知ったのは、実はソトコトが最初だった。
細胞生物学とはトポロジーの科学である。
トポロジーはものごとを立体的に考えるセンスということ。
その意味で細胞生物学者は建築家に似ている。
これは「11章 内部の内部は外部である」に出てきた文章だが、TV番組「爆笑問題のニッポンの教養」のサブタイトルでもあった「生物が生物である理由(わけ)」の中で語られていた「人間の体の構成に対する説明」を象徴する表現だった。
我々の体はただの器である。
常に分子レベルで入れ替わりながら維持されている生命体。
そのお顔もだが、ワインが好きで「チーズ博士認定証」まで持っている福岡氏は不思議な先生なのだ。
18:01 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
工作少年の日々
著者: 森 博嗣
出版: 集英社文庫
ISBN: 978-4087462548
定価: 500円(税込)
2006.08.08にエントリーした森 博嗣の著書「工作少年の日々」。
今年の1月末に文庫本になり、2月中旬にこの本を見つけた五十嵐氏のブログMADCONNECTIONで紹介されていた。そこには、私のブログの記事がリンクされていたのだ。
3月に入り、今度は秋山氏からの電話でこの本を読まれたことを知らされた。そして、今日、aki's STOCKTAKINGにもエントリーアップとなったのだ。
私が友人からプレゼントされた単行本の「工作少年の日々」は、その後、模型飛行機仲間のところへ行ったきり返ってこない。手元にないとなんとなく落ち着かないので、近くの本屋で文庫本になった「工作少年の日々」を買ってきた。自前で買ったのはこれが初めてなので、まあいいのだが、みんなで森 博嗣氏に印税が入るのを手伝っているとおもうと笑ってしまった。これでまた彼の次の計画を助けているのかもしれない。
15:19 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)
ウェブ時代をゆく - いかに働き、いかに学ぶか
ちくま新書 687
著者:梅田 望夫
出版社: 筑摩書房
ISBN-10: 4480063870
ISBN-13: 978-4480063878
定価: 740 円(税別)
昨年出版された「ウェブ進化論」と対をなす本と、著者自身があとがきでも書いているが、「ウェブ時代に生まれる新しい生き方の可能性」についてまとめたものだ。
カバー折りに書かれた一行、「好きを貫いて知的に生きることは可能なのか」という問いが気になり、一気に読んだ。
15:29 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
「川合健二マニュアルが届いたよ」と、秋山さんから電話をもらった。その電話中に、窓の外には郵便配達の姿が。
構想から2年をかけた川合健二の本が完成したのだ。
巻末に協力者の1人として名前を掲載していただいたが、私が提供できたのは163ページの写真1枚だけである。
まだ、すべてのコンテンツに目を通してはいないのだが、私にとって拝読する初めての内容だったのが、宮本常一と川合健二の対談「自然を語る」(1970年7月「建築」からの出典/130〜145ページ)だった。川合が宮本常一と会っていたとは驚きである。対談の内容は大変興味深いものなので、このチャンスにぜひ本を予約して読んでほしい。
川合健二マニュアル
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著者: 川合健二ほか
判型: 239×148mm 頁数: 288頁
編集出版: アセテート
定価: 3,360-円(税込)/予約特別価格2,800円
15:47 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (8) | トラックバック (3)
テルミン
エーテル音楽と20世紀ロシアを生きた男
著者:竹内 正実
出版社: 岳陽舎 (2000/08)
SBN-10: 4907737157
定価:2,000円(税別)
af_blogで雑誌「大人の科学」がテルミンの特集をしていることを知る。
書店で売り切れてしまうほどテルミンに興味を持っているのは、いったいどんな読者層なのだろう。
エントリーしたこの本は、もう7年も前に出版された本だが、日本で本格的な演奏者になった竹内氏の執筆だったので手に入れて読んだものだ。
きっと、この本まで手に入れてテルミンに興味を持つ方は少ないのだろう。おまけの魅力とちょっとした好奇心のレベルにエーテル楽器があるのだろうか。
12:11 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (1)
12月26日は川合健二の命日である。
没後11年になるその日に、川合健二の世界が1冊の本になって出版される。
内容は建築雑誌に掲載された特集などが主だが、この本で初めて活字になる原稿もあり、奥様である花子さんが提供されたこれまで未公開の写真も数多くあるようだ。
限定1,000部ときいているが、予約する方の数が多ければ増刷もありうるのだろう。
見本として目次を含めた数ページを専用サイトで確認可能。
2007年12月26日発刊予定(予約受付中)
販売価格:3,200円+税
予約分(発売日まで)は特別価格2,800円
予約は編集出版組織アセテートまで
頁数:288頁
判型:239×148mm
16:49 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (1)
朝、NHKのニュースで物理学者リサ・ランドールの来日を知る。
「んっ・・・!!」と思いついた。
著作「Warped Passages」の翻訳本が出版されたんだと。
案の定、出版された本の紹介でニュースは締めくくられていた。
邦題「ワープする宇宙」をAmazonで検索すると、なんだ、6月にすでに出版されているではないか。さっそくワンクリックする。普段、あまり読まないカスタマーレビューにも目を通すと、興味深い批評がある。やはり一番の評価は、私のような一般人がこのように難解な物理学の世界をのぞき込んでみたくなった大衆化への貢献だろう。夏の寝苦しい宵、この本で頭をクールダウンしよう。
ワープする宇宙 — 5次元時空の謎を解く
著者:リサ・ランドール
翻訳:塩原 通緒
価格:3,045 円(税込)
出版社::日本放送出版協会
ISBN-10: 4140812397
14:15 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
原題:The Gecko’s Foot
著者:ピーター・フォーブズ
訳者:吉田 三知世
価格:2,200円+税
出版:早川書房
ハエのはばたき飛行(第7章 昆虫は飛べない)からジオデシック・ドームやテンセグリティーのメカニズム(第9章 圧縮力と張力の建築システム)などの話が1冊の本に収められている、何とも愉快なサイエンスのジャンルがバイオ・インスピレーション(Bioinspiration)なのだ。
昨年、出版された「昆虫−驚異の微小脳」は生命科学研究者が純粋に昆虫の脳の謎を解明した本だとすると、この本は生物の機能解析から発想して生まれたマテリアルやテクノロジーを紹介しているので、私のような素人が読んでも楽しく読み進むことができた。
13:29 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
著者:田中未知
出版社:新書館
定価1,995円
これまでまったく語られたことのない側面から、寺山修司について書かれた本である。同時に、16年間、秘書として寺山をサポートし続けた田中未知が、1人の詩人に捧げる本心を綴ったエッセイでもある。
16:55 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)
川合健二について、これまでさまざまなペーパーメディアに掲載されてきたコンテンツが、やっと1冊の本にまとめられ、アセテートという組織から出版されることになった。
かつて存在したこれらのコンテンツを個人で探し出すことは難しい。
この本では文献目録完全版を含め、新たに関係者からのインタビュー、親族しか知り得なかったコルゲートハウス建設中の未発表写真などを収録する予定とのこと。
発刊は12月26日を予定。
17:24 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (1)
雑誌「サラサーテ」を初めて購入。
弦楽器ファンのための雑誌だそうな。雑誌コードが航空情報の別冊とは意外。
昨年の12月にエントリーした「菊田さんのヴァイオリン」ブログの主である菊田さんが自らのヴァイオリン製作についてまとめた「ヴァイオリンを作ろう」の特集が掲載されている。どのような工具を使って製作されているのか興味があったからだ。
豆カンナやクランプ用のスプールクランプなど、特殊な工具が意外と安い値段で入手できることに驚いた。そして日本国内にヴァイオリンなどの弦楽器製作を指導する学校が増えたこともだ。
かつてエレキギターを何度か自作したことがあるが、使い続けたくなるような楽器は作れなかった。現在、趣味でエレキギターを作るブロガーを1人知っているが、まだお会いしたこともない。
日本人は器用な民族だが、楽しむことは不器用なのではないかと思う。昔よりもはるかに多くの方が楽器を自作しているようなのだが、それが活動として見えないのだ。私だけに見えていないのならいいのだが、もちろん文化と呼べるような定着をみせているようにも思えない。自己満足の世界で完結しているのだろうか。
今は、どんどん楽器を演奏したとは思うのだが、作ってみたいとは思わない。いい木も手に入りにくい時代だからだ。
17:05 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
ふるさとの生活
著者:宮本常一
出版:講談社 (1986-11-10)
ISBN:4061587617
価格:924円(税込)
ブログ「MyPlace」を主宰する玉井さんの提案で、正月同時多発エントリー「わがやのお雑煮大会」が提案された。
我が家の雑煮については明日のエントリーで紹介するとして、ちょうど読みすすめてきた宮本常一の書「ふるさとの生活」の中に、「休みの日」という章があり、「ぞうにの意味」について書いてあるページがあった。
あらためて雑煮について考えたことはなかったのだが、信仰心が希薄になり、その意味の源すら知らずに、味や材料の話ばかりをするわけにはいかないと、この記述を読んで感じた。
まずは、雑煮の材料を神にお供えしてから、いただくことにしようか。
17:32 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)
萌えるアメリカ
米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか
著者:堀淵 清治
価格: 1,680円 (税込)
出版社: 日経BP社
ASIN: 4822245284
日本のマンガ文化をアメリカに認知させる功績を担ってきたVIZ(ビズ)Inc.
この会社を立ち上げた堀淵清治氏がその経緯を1冊の本「萌えるアメリカ」にまとめ出版した。以前から執筆していることは知っていたのだが、すでに出版されたことを江坂さんの備忘録「esaka takeru's memo」のブログで知った。
12:17 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
著者:北代省三
出版:美術出版社1976年発行
ISBN: 4-568-32021-6
5年前にこの本の存在を所属している模型飛行機クラブ「庄内ピーナッツ」のメーリングリストで教えてもらった。30年前の本で発行部数も少なかったためか、古書としてもみつかることはなかった。そこで当時立ち上がったばかりの「復刊ドットコム」にみんなで登録しようという提案があったのだ。
新技法シリーズの1冊として出版された「模型飛行機入門 」の本は、福生の図書館でみつけることができ、借りて読むことができた。なるほど、工作の本としては希有な文章と写真で表現されている。こんな本は模型を専門にしてきた出版社からは出ないだろう。
北代省三の芸術を理解していた美術出版だからこそ出版できたのかもしれない。
14:05 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (1)
著者:西田利貞
出版:女子栄養大学出版部
人間にとって心地よい音の記憶は、人生の唯一の目的である「生命の流れを絶やさないこと」につながっていると書いてあるこの本をあるブログで知った。
調べものをしていてヒットしたサイトは「なにかが違う。ピンポンパン♪」という読書好きな「はっち」さんのブログだった。
17:06 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (1)
著者:小泉 文夫
出版社 : 平凡社 (1994/06)
ASIN: 4582760570
価格 : 1,680 円(税込)
音も音楽も聴くのは大好きなのだが、最近、心の奥底まで響きわたるようなサウンドに巡り会うことが少ない。自分があまり動き回っていないこともあるが、個性的だったり、芸術的な楽曲に食傷気味なのだ。やはり簡単に手に入る方法では五感のスイッチが働かないのかもしれない。
14:15 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
著者:養老 孟司
価格: 1,260 円
出版社: 日経BP社 (2006/7/6)
ASIN: 4822245276
おもしろい本だ。
養老先生の虫にまつわる話しは楽しい。そこに、デジタル機器がさらに世界を広げているようだ。
どんな目的で写真を撮るのか。
昆虫採集であれば、科学的な行為と見がちだが、「それは違う!」と養老先生はわかりやすく説明してくれる。第2部(96ページ)で紹介される「博物学」と「科学」の違いの解説は実に明快だ。
22:54 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)
著者:佐野 真一
価 格:1,365円 (税込み)
単行本: 214ページ
出版社: 平凡社 (2003/03) ASIN: 4582831443
ノンフィクション作家の佐野眞一が、若者に向けて彼のノンフィクション論をまとめた講座のような本「だから、僕は、書く。」を読んだ。
読むきっかけをつくってくれたのは、この本の制作にデザイナーとして参加した高橋貴子さんがこの本を貸してくれたからなのだ。
十代の若者に向けたわかりやす文体の文章であることも幸いしたのだが、この本であらためて民俗学者「宮本常一」にたいへん興味をもった。
18:44 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
森 博嗣
価格: ¥ 1,575 (税込み)
出版社: 集英社 (2004/7/26)
ASIN: 4087747085
趣味のインドアのラジコン飛行機を続けて6年が経った。
この本は2年前の誕生日に知人からプレゼントされたものだが、全部を読み切ることなく置いてあった。それには理由がある。
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「縄文聖地巡礼」と題して雑誌ソトコト9月号(5日発売予定)で中沢新一と坂本龍一が諏訪をアースダイビングしている。
この特集は不定期ながらシリーズ連載されるようだ。
ソトコトを発行している木楽舎は、最近、新書も出版し始めた。ロハスの布教だろう、その関係のタイトルばかりだ。
・ ロハスの思考 福岡 伸一
・ロハス・ワールドリポート—人と環境を大切にする生き方 木村 麻紀
10:50 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
鳥の飛翔
Der Vogelflug als Grundlage der Fliegekunst
著者:オットー・リリエンタール
訳者:田中 豊助、原田 幾馬
ISBN4-486-03176-8 C3042 264頁 A5判
定価3360円(税込)
東海大学出版
オットー・リリエンタールが23年間行ったコウノトリの観察研究から「翼のアーチ型が飛ぶことの重要な要因」であるということをみつけ、『飛行技術の基礎としての鳥の飛翔』としてをまとめた本。
私のブログでは2005年3月8日に紹介した「Federleicht 2」のエントリーで原書について説明した。ついに本邦初翻訳本が出版されたわけだ。
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文化出版局の服飾雑誌「装苑」が創刊から70周年を迎えた。
私がこのような服飾雑誌を見始めたのは、洋裁を営んでいた母の影響である。
小学校の高学年から興味をもち始め、中学生ではモード写真を通じて誌面に掲載されていたモデルやカルチャー系の記事を読むことに夢中になっていた。1年を経過したバックナンバーは自由にスクラップさせてくれたのがうれしかった。確か丘ひろみさんの写真ばかり切り抜いていたように思う。
母はどんなニューファッションでも写真さえ十分に紹介されていれば、型紙を起こし、お客の希望を叶えて仕立てていた。文化服装学園で学んでいたのだから当然かもしれないが、その技術の見事さを理解できたのは高校生になってからだ。
私も影響を受け、自分の基本型紙くらいは作れるようになっていた。それが役だって手編みのセーターなども迷うことなく完成できた。ミシンを扱えるようになったことは今でも感謝している。
7月号には「70周年ハッピーアニバーサリー」の特集として「Very Very Anniversary! 永遠に愛されるもの」と題した、装苑がプロデュ−スする各社のアニバーサリー広告が掲載されている。
30th アップルコンピュータ
100th 白洋舍
60th ソニー
120th コカ・コーラ
100th コクヨ
90th 明治製菓
110th ライオン
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著者:ヘンク テネケス
翻訳:高橋 健次
出版:草思社
ISBN: 4794209185 ; (1999/10)
模型飛行機の世界も進化が著しい。でも、鳥たちの洗練された「飛び」の足下にも及ばないのは誰が見ても明白である。
季節がらツバメが高速で飛び回っている。仕事場の1階にも数年前から渡りの定宿になっている巣があり、すごい勢いで通路に入ってくるのでぶつかりそうに感じるのだが、彼らには私の驚いた顔がしっかり見えているのだろう。
模型飛行機仲間のブログでも「飛ぶ奇跡」と題してツバメの話がエントリーされていた。
鳥の飛翔についてはこのブログでも何度かエントリーしているが、昔から気になって手に入れてある本がある。その1冊がオランダ人の研究者であるヘンク・テネケス氏が書いた「鳥と飛行機どこがちがうか」の本である。1992年にオランダで出版されたときは「飛行の原理 上昇、降下、飛翔、滑翔について」というタイトルだったそうだ。
16:32 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)
久しぶりに会った友人からジョン・ケージの「Mushroom book 」について、探したけれどみつからず手がかりがないか聞かれた。
ジョン・ケージ本人にニューヨークまで会いに行ったことのある友人がいたので、尋ねてみると約束したのだが・・・。
ネットで検索してみると確かにテキストレベルでは検索されるが、本のカバーなどはみつからない。
しかし、現代音楽関係を詳しく調べていくと出版社名がわかった。
その名前でさらに検索すると、Amazon.comにはリストアップされているではないか。
もちろん売ってはいないのだが。
ここまでわかったら、あとは簡単にみつかりそうだが、この本は限定の私家本らしくカバーなどの写真が公開されていないようだ。
もしやと思い、Googleのキャッシュを当たっていくとすでにオリジナルのコンテンツは廃棄されていたが、出版物コレクターのサイトにその残骸をみつけた。
14:34 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (6) | トラックバック (0)
著者:海野 和男
価格: ¥998(税込)
出版社: 筑摩書房 ちくま新書
ISBN: 4480061835
本棚にあった昆虫写真家 海野和男氏の著書「昆虫の世界へようこそ」。
この本に魚眼レンズのもつ興味深い特性が書かれていた。
21:42 カテゴリー: 書 籍 | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)
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