Gee Bee Z、Gee Bee R1用にパワーユニットとプロペラのチョイスをいろいろと模索していました。
現在、ピーナッツスケールで製作しているZでは、ギア比6.5:1でDIDEL6mm4.5オームページャモーターをガスパリン製カーボンプロペラMCF5030で回して推力バランスを保っています。これは余裕のあるパワーとはいえないため、そのまま胴体やカウルのサイズが大きくなるR1では使えない可能性が出てきました。
小型のブラシレス・アウターロータ・モーターも可能性がありそうですが、小さなバッテリーのままでパワーが出るように調整する必要があり、他にも軽量なコントローラーやマグネットアクチュエータに対応する受信機が必要になります。タイミングよくmoto商会のMicroinventへの取引交渉開始の報告があり、これから発売になるよ予定のMSC3( speed controller for outrunners )やGP15 ( line of outrunner motors )が使えるかどうか楽しみです。
現在、データ検証済みで実際に静止推力テストを済ませているのはSuper Slicks Motorをギアダウンして使用する選択です。これもタイミングよく、
第6回IAC-ASO飛行会で永野さんがSuper Slicks Orange Motor(ギア比2:1)とガスパリン製カーボンプロペラMCF4027との組み合わせでパワフルなフライトを成功されたとの報告がありました。
R1用にはSuper Slicks Rad Motorを使ったモーターユニット(ギア比4:1)とMCF5030またはMCF5035プロペラの組み合わせを準備しています(最初と次の写真)。
MCF5030プロペラ装着時で0.52Ah、19.0gの静止推力があります。
このモーターユニットを使うメリットは、使用する電池はZと同じものが使えるため、重量差はモーターユニットの増えた重さ分1gだけの増量で済むことです。
考えることは誰しも同じようでMicroinventでも以下の製品が発売されています。GB26S7O(ギア比2.6:1)、
GB45S7R(ギア比4.5:1)
はじめの2つはOrange Motor、最後のはRad Motorを使用しています。
ギア比2.6:1のGB26S7Oでは永野さんが今回使用されたMCF4027プロペラを装着して14.0gの推力があると書かれています。
これらのモーターユニットがmoto商会経由で購入できるようになるといいのですね。今回の永野さんのモーターユニットのデータがわかったら詳細をコメントしていただけますか?
MicroInvent からメールが届きました。依然として交渉成立はしていませんが、間もなく発売される1セルBLモータの重量がわかりました。GP15 3Wが3.9グラム、4Wが4.4グラムだそうです。バッテリーはE-TEC250がお勧めとか。
現行販売中のMINOR受信機は、栗田さんの40.775クリスタルもあるそうで、GWSのミニクリスタルも使えるとか。あ、ナローバンドだと言っています。未公表のNEW MINORもナローバンドです。
投稿情報: moto商会 | 2005/11/01 23:26
SSオレンジモーターを1:2にしてノーマルUー80をつけたときは、推力11g 500mAでした。
カットしたUー80では 440mA 推力は、測っていません。機体の重量は、14.5gです。(145mAh)
それからすると もう少しギヤ比を大きくして大きなペラを廻したほうが有利だと思います。
投稿情報: 永野 | 2005/11/03 20:27