YSFCの鈴木さん、岩井澤さんをはじめ、SSFCの田中さんにもご協力いただきましたRCフライトシミュレータの本です。
この本は、ラジコン飛行機の世界に興味を抱いている初心者、すでにラジコン飛行機を楽しまれているフライヤーのみなさんが、パソコンを使ってRCフライトシミュレータを楽しむことができる入門書です。
これまで1冊の本としてまとめられたRCフライトシミュレータの入門書はありませんでした。いつかラジコン飛行機に関係する出版社からこのような本が出版されるだろうと思っていたのですが、なかなか企画されません。それは「ラジコン飛行機」や使用する「送信機」だけでなく、「パソコン」や「インターネット」などに対する理解が得られなければ「RCフライトシミュレータ」を使ってみることができないという複雑な状況があったからなのです。
パソコンとインターネットの存在は、自分が経験したインドアスローフライの世界への入門、それにFMSとの出会いも含め、ラジコン飛行機をはじめとするホビーイストたちの「遊ぶための環境」を大きく変化させました。そこにはラジコン飛行機を飛ばす場所の確保、騒音、安全対策などをはじめ、仲間とのコミュニケーションや情報交換などのスタイルまでも、これまでとは違ったラジコン飛行機の世界が広がり始めています。
■本の内容
・ 新しいラジコン飛行機の世界に初心者でも入門できるように、大きく3つのパートに分けて解説をしています。
・ 国内で購入できるRCフライトシミュレータの製品パッケージの紹介と、飛行場や飛行機の画像データをバンドルだけでなく別売のアドオンソフトについても全てカラーで掲載(グラビアページ+PDF)しました。
・ RealFlight G3用に開発版F西多摩体育館の飛行場データと鈴木さん作成の機体データが付属します。
・ 一番のプレゼントは、フリーウェアFMSの開発者であるMoeller兄弟に許可をいただき、FMSを付属CD-ROMにバンドルできたことです。
■グラビアページ及びPDF(付属CD-ROM内)
・ RealFlight G3(双葉電子工業)
・ RealFlight Add-Ons Volume 1
・ RealFlight Add-Ons Volume 2
・ RealFlight Add-Ons Volume 3
・ RealFlight Add-Ons Volume 4
・ RealFlight Add-Ons Volume 5
・ RealFlight G3 Expansion Pack 1
・REFLEX XTR(京商)
・AeroFly Pro Deluxe(JP JAPAN)
・ FMS(Fling-Model-Simulator)
■ Part 1 ラジコン飛行機入門の新しい世界
かなりインドア寄りですが、はじめに少し私自身の経緯なども書き、入門レベルで必要なラジコン飛行機の知識を解説。選択の難しいパソコン選びについても詳しい解説ページを設けました。
■ Part 2 RealFlight G3
デモ版のダウンロード解説に始まり、初心者にわかりやすく理解していだだけるように解説の内容にストーリー性を持たせてあります。付属CD-ROMのムービーやレコーディングデータを使って、具体的に操縦練習などを理解できます。マニュアルでは使い方が理解しにくい機能スペックを楽しく試すことができるようになっています。
■ Part 3 REFREX XTR
パート3から5までは、各RCフライトシミュレータの概要が理解できる簡単な解説です。
■ Part 4 AeroFly Pro Deluxe
■ Part 5 FMS
少ないページですが、日本のパワーユーザを紹介しています。
■ 付属CD-ROM
RealFlight G3(ムービー/レコーディングデータ/飛行場・飛行機データ)
AeroFly Pro Deluxe(ムービー)
FMS(インストーラ/機体データ)
各RCフライトシミュレータ飛行場・飛行機データPDF版
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RCフライトシミュレータではじめよう!
ラジコン飛行機の世界
著者:栗田伸一
監修:GEODESIC
出版社:ラトルズ
ISBN4-89977-152-5
発売日:2006年4月25日
版形: B5版変形
内容:カラーグラビア付320ページ 付属CD-ROM
定価:2,400円(税別)
はじめまして、かんぼと申します。
良い本が出来ましたね。早速購入したいと思います。
>4月末までに、RC Sim専門のブログを開設する予定です。
こちらに大変期待しています。
特にG3のオリジナル機体製作方法なんかあったら嬉しいのですが。。。
投稿情報: かんぼ | 2006/04/17 23:38
かんぽさん、はじめまして。
何とかフォトフィールドの作成はめどが立ったので、その方法を公開する予定です。
オリジナルの飛行機データの作成は、正式なツールとして指定されているGmaxとplug-in KEmaxの扱いについて、何とか使えるようにしたいですね。
Gmaxが高価で奥の深いソフトなので、すでに3D系に詳しい方の協力が必要です。
書籍は今週末には書店に並び始める予定です。
ご覧下さい。
投稿情報: 栗田伸一 | 2006/04/18 10:54
自分もオリジナル機体が製作したくて、何も分りませんが3dsmaxは準備しました。(^^ゞ
最近、自分のブログでG3のマルチを推進しています。
インドアプレーンにも非常に興味が有りそのうち初めてみたいな~と考えています。
投稿情報: かんぼ | 2006/04/19 01:42
かんぼさん、
3dsmaxをすでに準備されているとは、すごい情熱ですね!
米国のオフィシャルサイトにある500ページ近いチュートリアルにはP-38の製作手順などが解説されていて参考になると思います。
G3Xのエクスポートデータの解析、大変参考になりました。みんなで情報を共有できるように専用ブログの準備をがんばります。応援よろしく!
投稿情報: 栗田伸一 | 2006/04/20 09:32