先週の土曜日と今日の2日間を我が家で、準備作業半日を自宅で費やして、キットの800mm clik!が持っている開発者の意図を一緒に理解することができました。
自分以外のビルダーが飛行機製作するところを、全編観察できるようなチャンスはめったにありません。今回、師匠である鈴木さんがキットを製作するところをすべて見ることができ、いろいろなことがわかりました。
・自分とは違った工作のしかた(結構とんでもない違いがあったりします)
リンケージのしかた、作業手順など
・ 経験から判断した、キットの指示とは違った加工方法
結果的に須田さんと同じロッドによるリンケージを選択
・ 注意すべき加工ポイントとチェックポイント
重心位置をマニュアル指定の200mmに
エルロン上下の舵角を同じに
・ 蓄積されたノウハウでクリアする問題点/改造ポイント
モータマウントの追加加工(EPPと航空ベニヤ/パワーリップ使用)
追加加工によりサイドスラスト調整可能に
パワーリップによる接着面の強度アップ
上げるときりがありませんが、個人的な特質の違いに始まり、結構あわて者だったりする師匠の側面がわかり、楽しい時間を過ごすことができました。
オリジナルで自作機を製作する方は、市販のキットを作るのはあまり楽しくないといいます。しかし、そのキットがclik!やMANTAのように個人のデザイナーによるものである場合、覗うことができる部分は多くて参考になります。
鈴木さんも私も、clik!のキットからはスローアクロ機といえども軽量化することで広がる可能性を教えてもらえたと感じています。
もっとうまく操縦できるようになれば、さらに多くのことをclik!やMANTA から教わることができるでしょう。
明日の週一練習飛行会には鈴木さん、大野さんのclik!、それにTEAM QUADRAの須田さんのclik!が初飛行するかもしれません。いよいよフライトから学ぶ次のステップに突入です。
Clik!保管場所提供してくれて感謝してます。
同じスローアクロに興味を持っている人同士で話をするのに共通の飛行機(デファクトスタンダード)があるとより中身の濃い会話が可能になります。
Clik!はヨーロッパで競技機に使われているだけでなく、日本で購入者も多くいるので、このデファクトスタンダード飛行機になりえると考えています。
投稿情報: ShinyaSuzuki | 2007/04/22 08:02