本来であればclik!でこの軽量バージョンをつくる予定でしたが、キットの発売前なので、いくつか検証したいこともあり、軽量な100g以下のSouthernX-AM を目標に製作しはじめました。
現在、自分の練習機のほとんどがまた重くなっているので、新たに軽量な練習機が必要だったからです。
試みたのは、これまで600 clik!で試した厚さの違うデプロンとEPPを加えたハイブリッド機で、どれくらい軽くなるのか試すこと。
もう1つは、Sekiaiさんの推奨メカとは違った軽量メカの採用です。鈴木さんが現在飛ばしているUNA3_Clik800レプリカ練習機のコンセプトと同じで、入門者がより軽くスローな飛行速度で練習できる機体をつくること。
さて、どれくらい軽くできるでしょうか。
公開されているSouthernX-AM のスペックから、まず全備重量:116.2gの内、メカの総重量を推測してみました。
・モータ:AXi 2203/52 18.5g
・プロペラ: GWS 0843 04.2g
・アンプ:Phoenix-10 06.0g
・受信機:Berg 4 04.0g
・サーボ:FUTABA デジタルサーボ S3154 07.8g
:Tahmazo TS-1002 x 2 09.4g
・バッテリー:ハイペリオン300mAh2s 18.0g
小計 67.9g
おおよそのメカ重量:67.9gと予想すると、素組の機体重量:48.3gとなります。
今回の機体素材は、
デプロン2mm:エルロン/エレベータ/ラダーの動翼、胴体上下
デプロン3mm:胴体後部平面
EPP45倍発泡3mm:主翼、翼端板
スチレンペーパー1mm:斜胴体補強
素材の合計重量は32gでした。
組み立てで違いがあるのは、
・主翼が一体であること
・オリジナル機は主翼の取付が胴体と重なっており、Shock-Flyerのような仕様
・この機体はclik!やMANTAと同じように主翼と胴体平面が同一面になっている
主翼補強のカーボンロッドやスパー、脚、車輪などを含めた機体重量:46.6gになりました。各材料のサイズなどはオリジナル機と同じにしています。
結果は、オリジナルとはわずか2gくらいしか違わないため、オリジナルのグレーデプロンとEPPの組合せの方が剛性が高くベターですね。
軽量な搭載メカは次のような選択になっています。
・モータ:E-flite PARK250 14.6g
・プロペラ:GWS 0843 04.2g
・アンプ:YGE4-BL 02.3g
・受信機:Berg 4 05.0g
・サーボ:BLUE ARROW3.6 04.0g
:BLUE ARROW2.5 03.0g x 2 06.0g
・バッテリー:HXT 200mAh 2s 13.1g
小計 49.2g
機体重量にメカ重量を合計すると全備重量:95.8gになります。
オリジナル機のメカ重量よりも18.7g軽いチョイスなので、トータルで20gくらい軽くできる予定です。90g台で仕上がれば、スローな練習機になるでしょうか。
スパン:720mm(オリジナルと同じ)
素材 重量:32.0g
生地組重量:46.6g
メカ 重量:49.2g
全備 重量:95.8g〜99.0g(予定)
これホワイト仕様で私も揃えて仕上げたかったのですがデプロン3mmは買占めにあった性か入手困難で只今製作ストップですw
こちらの動向を指を銜えて拝見させて頂きます(-_☆)キラーッ
投稿情報: hbr06 | 2007/07/13 00:19
約95gと言う超軽量SouthernX-AMの飛びは楽しみですね。
きっと驚くほど浮きが良くなると思います。
今度遊びに行った時には見せてくださいね。
投稿情報: 実験工房Sekiai | 2007/07/13 07:41
一部の予約者にはSouthernX-AMが発送されたそうで、これから続々と製作する方がでてくるでしょうね。
オリジナルの素材構成は十分軽量で、剛性のある組合せなので、みなさん、私の真似はしないほうがいいですよ。
あとは軽量なメカ搭載で、どこまで軽くて練習しやすい調整ができるか、試すことですね。
投稿情報: 栗田 | 2007/07/13 09:47
わたしはあくまで
ホワイト仕様が夏らしくて又、自分の好みのカラーリングで楽しめるのでこの線で行きたいと思います。
何処かでホワイトデュプロン手に入らないかなー
投稿情報: hbr06 | 2007/07/13 17:13
SouthernX-AMのキットを発売しているWeb Shop atorie_m_mにデプロン3mmの在庫があるようです。
http://www.shop-online.jp/227927/
投稿情報: 栗田 | 2007/07/13 17:45