JRの正規輸入品として発売されたE-flite BLADE mSR マイクロRCヘリコプター。
製品の優秀さからでしょうか、どの販売店でも予約待ちの状態です。この製品を紹介しているJRのオフィシャルページには、以下のような記述がありますが、
・E-flite® 製品は日本国内において、日本遠隔制御株式会社が正規代理店として販売いたします。正規の流通ルート以外の方法で購入された製品に関しては、サポート、アフターサービスは適用されません。
・本製品に同梱の操縦用送信機は、電波法に基づき小電力データ通信システム(模型飛行機用) の無線設備として、技術基準適合証明(送信機貼付証明ラベル参照) を受けております。また、送信機は日本国内でのみ使用できます。
・本製品のローターヘッド機構部はヒロボー株式会社「特許第4249801号」の実施品であり、正式に同社の承認を得て日本遠隔 制御株式会社が輸入及び販売をしております。【承認番号 HIP2009-008JRP】
このマイクロ・ヘリBLADE mSRが米国では「BNF(Bind-N-Fly)」シリーズのコンセプトで発売されている製品であることについては、何も記述がありません。BNFの詳細については、以前、YSFCのエントリーで紹介しました。こんなすてきなコンセプトの製品(送受信機やシリーズモデル)を国内でも使うことができたらいいのに・・・、どれほど手にしたかったことか。
その製品のひとつが正式に技術基準適合証明「R001UVAB1004」を取って国内で使用できるようになったわけです。
BLADE mSRに付属してくる送信機 MLP4DSM(米国版型番で国内仕様版は不明)は、他のBNFコンセプトのモデルでも使われているのでしょうか。
次の表がBNFのHPに掲載されている互換表です。
BLADE mSRに付属してくる送信機 MLP4DSMは右から2番目。
ヘリコプターはすべてOKですが、エルロン装備のアクロ機などには使用できないようです。
そこにはある理由が・・・、
BLADE mSRをコントロールしてみるとわかりますが、送信機側にはプログラムミックスの機能がないのに、ミックスの入ったコントロールが設定されています。これは受信機側(制御ユニット)にプログラムが埋め込まれているのかもしれません。だとすると、BLADE mSRに搭載されているメカを再利用して飛行機などをつくることは難しいことになります。その辺がこの表とも関係しているような感じですが、さらに検証が必要ですね!!
次のリストにある米国JR製2.4GHz DSM送信機、Speltrum製送信機/送信モジュールであれば、すべてのBNFコンセプト・モデルをコントロールすることができます。(米国内でのみ使用可)
Spektrum DX5e
Spektrum DX6i
Spektrum DX7
Spektrum DX7se
Spektrum Modules
JR X9303 2.4
JR X9503 2.4
JR 11X 2.4
JR 12X 2.4
この送信機は、国内では、どちらのショップで購入出来ますでしょうか?
投稿情報: jd_ni | 2011/10/25 18:08
JR製品の送信機を扱っている模型店やショップであれば、どこでも購入できるはずです。調べてみてください。
投稿情報: 栗田 | 2011/10/25 20:40