いよいよ梅雨明け。
今年の夏は猛暑になるかもしれないとか。
そんなこの時期、一部のエリアで水上機(Water Plane)が盛んです。
ドイツでは水上機の大会が開催されたと、Jurgen Heilig氏が報告しています。
あなたが飛ばしてみたい水上機は何でしょう。
私が選ぶとしたら、それは後にSeabeeという名前で親しまれることになるREPUBLIC Thunderbolt Amphibian RC-1です。
アメリカで実機を見たときから、そのかわいらしさにすっかり魅了されてしまいました。
最初の開発機RC-1は Amphibian:両生類って意味ですが、量産化されることになるRC-3のSeabeeは、アメリカ海軍の建設工兵隊の意味。当初、陸軍と海軍が救助作業用に導入を検討していたそうですが、一般個人向けの4人乗り飛行機としてデビューしたのに名前がAmphibianからSeabeeにかわったのは、何か皮肉な感じもします。
水鳥が水かきのついた足を後ろに蹴ったようなかわいい収納式の車輪。前面からもの乗り降りできるドア、主翼に使われている波板など、ユニークなデザインです。 陸からの離陸走行は240メートル、水からは300メートルで離水できます。 着水は120メートル、着陸は210メート必要。
デビューから65年経過した現在でも、Seabeeのオーナズクラブなどがあり、この愛らしい水上機のファンは健在のようです。
クラブメンバーによる3機のSeabee離水ムービー、併走するSeabeeから別のSeabeeを撮影するなんて、なんて贅沢なんでしょう。
次の写真がアメリカで出会ったSeabee。
ラジコン機で飛ばしたいといったら、オーストリアのメーカーrobbeから発泡素材でできたスパン110センチのキットが発売されています。
robbeのムービーはこちら。
翼スパン: 1107 mm
全備重量: 795 g
翼面荷重: 38.00 g/dm2
翼面積: 21.00 dm
機長: 750 mm
こちらはRCMのプラン1/7スケールから自作されたビルダーの ページ。
RCMのHPではSeabeeのプランだけでなく、水上機46機のプランを販売しています。
robbe社のSeeBeeは、昨年入手しました。中華製発泡機とは違い、しっかりした出来です。ナイロンビス1本で留める翼端フロートなど、アイデア満載でした。
飛行性能も文句なしで、ヘタに仕様変更しない方が良いです。
投稿情報: えびふりゃー | 2010/07/16 21:08
またしても、えびふりゃーさんでしたか。
画像やムービーの検索でみつかっていたあの機体が貴殿のモノだったとは、失礼しました!!
そういえば、えびふりゃーさんも水上機のコレクション多いですよね。お好きなのと。すばらしい環境があるからでしょうか。うらやましい。
すでにテスターが「いい飛行機です」と言ってくれているので、安心して入手できますね、みなさん。
投稿情報: 栗田 | 2010/07/16 22:21
飛行艇は一度は乗ってみたいですね。
動画を見て凄く羨ましかったです。
もし、こんなイベントが日本であったら
必ず行くと思います。
投稿情報: 実験工房Sekiai | 2010/07/17 20:35
堰合さんがあちらに住んでいたら、現在、愛玩されているケータハイムのように、Seabeeみたいな古い飛行艇をうまくレストアしているでしょうね。
コックピットの中は日本の軽自動車(360ccの時代)みたいにシンプルでした。
私も乗ってみたいと思っています。
投稿情報: 栗田 | 2010/07/21 10:15
小生の場合は、この機体をアドベンチャーファミリーと言う映画でDrが診療に利用していたのお見て以来ファンに成り小さいのを飛ばしています。実験工房さんには、こちらに挑戦して頂きたいですね。
Experimental Gyrocopter "Rhöndorf"
上手くリンク視聴できるか分かりませんけど名前にURLがあります。
軽四360cc懐かしい('70 HONDA Z-GT)は、当時の愛車でした。
投稿情報: 狸小父さん | 2010/07/27 12:15