MULTIPLEX社の無尾翼機 Xenoを紹介したのは昨年の暮れ、春には国内発売も開始されたのですが・・・・。
このキット、そのままだとグライダーとして組み立てて飛ばすことができます。
完成するとこんな感じで仕上がります。
もし、モーターライズのプッシャー機にしたければ、別売のパワーユニットを購入してとりつけるのですが、これが高い!!
パワーの違いで2種類用意されているパワーユニットの定価は、それぞれ29,000円、33,000円。Xenoのキットが定価12,800円なので、その倍以上支払わないと電動機にはなりません。個人的な感想ですが、このような商品構成の計画は現況に合っていなかったのではないかと思います。安くて、そこそこの性能がある中国製のBLモータやアンプが大量に市場へ出回っている昨今、そこだけを切り離してモータユニット取付用オプションパーツを別売すべきでした。
スパン1200mmの無尾翼機をグライダーで飛ばすことが可能な環境、そんな条件を確保できているユーザーは多くありません。平地でモータグライダーとしてフライトするユーザーの方が圧倒的に多いはず。
海外でもキットだけ購入して、自前でモータを取り付けして楽しんでいるユーザーをネットでよく見ました。
こんな感じに。
確かにオプションのパワーユニットには、重心位置にモータを搭載して、その回転をシャフトにより後縁の折ペラに伝えるという、凝った(理想的な)仕様のパーツが入っています。
そんなオプションパーツの構成と価格設定が悪かったのか、わずか半年で「円高差益還元セール」とかで半額バーゲンされています。海外でも販売価格が70ドルくらいなので、50%OFFの6,400円というバーゲン価格は魅力的です。
そんなことを春先から予測していた私は、これで安価にXenoをグライダーとして飛ばすことができます。その飛びはWeaselと良い勝負のすばらしい滑空性能です。すでにスロープで楽しんでいる国内ユーザーがいたので、安心してバーゲン品に手を出すことができました。そうそう、オプションのパワーユニットも半額になっていました。まだ、在庫があるかもしれないので、ほしい方は急いで!!
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