先月の23-24日、上里で開催されたF3J日本選手権の模様を、TEAM QUADRAの須賀さんが写真提供してくださったので紹介します。ところで、みなさんはF3Jグライダー競技ってどんなルールで行われているのか、ご存じですか。
私もなのですが、まだご存じでない方は、きむらクラフトのHP内考察ルームにある「F3J日本選手権 覚え書き」という解説をぜひ一読してください。この競技の醍醐味と奥深さを知ることができます。
さらに詳細なルールを記した「Sporting Code」は、日本模型航空連盟のHPからダウンロードすることができます。
■競技内容
競い合うのは滞空時間と定点着陸の正確さ
滞空と定点着陸:作業時間10分 競技10分間の滞空と定点着陸(予選)
作業時間15分 競技15分間の滞空と定点着陸(決勝)
■参加パイロット
上の写真にあるように予選参加者は25名、決戦は上位7名で行われました。
今回のマトリックスは、競技者25名が8つのラウンドで4つの飛行グループに分かれ、予選競技を行いました。
■F3J用の機体
競技に使用する機体は、F3B機と同じスパン3〜4メートルクラスのグライダーですが、飛びのニュアンスは”大きなHLG”と言われています。
機体の規定はスパンではなく翼面積と翼面荷重
最大翼面積(St): 150dm2
最大飛行重量: 5kg
St に対する荷重: 12~75g/dm2
胴体先端の最小半径: 7.5mm
■機体の置き方
パイロットたちは折りたたみイスを工夫して機体をいろいろなスタイルで置いています。
クラブなどのグループ参加でしょうか、このような置き方でスタンバイ。
■パイロット、ランチャーとランナー
理想は4名のチームで参加し、それぞれが役割を分担するといいみたいですね。
曳航索を牽く役割をランナーといい、2名(大会によってはアルバイトもいる)
次の写真のように、パイロット(競技者)は後方に控え、ランチャーが機体を発航します。
注目なのはパイロットの右足、赤いマーカーを付け、合図を送ります。
さあ、いよいよ発航です。
こちらはサイドからの写真。
■曳航索:150メートル
グライダーを牽く曳航索の先は2本に分かれており、それを2名のランナーが左右に別れて牽きます。
残念ながら須賀さん撮影の写真にはそのショットがありませんでした。
■ランチとリランチ
発航と再発航
決勝では予選よりも持ち時間が長いので、リランチしてタイミングを計ったりするようです。
これが入賞者用のメダル。
決勝戦の結果は次のようになりました。
YouTubeには「2010 F3J Japan Championship」のムービーがUPされていました。須賀さんの写真と見比べていくと各シーンの状態がわかります。
関連サイト
見学参加された本井さんのブログ「e_Slowfly日記」
競い合うのは滞空時間と定点着陸の正確さ
滞空と定点着陸:作業時間10分 競技10分間の滞空と定点着陸(予選)
作業時間15分 競技15分間の滞空と定点着陸(決勝)
■参加パイロット
上の写真にあるように予選参加者は25名、決戦は上位7名で行われました。
今回のマトリックスは、競技者25名が8つのラウンドで4つの飛行グループに分かれ、予選競技を行いました。
■F3J用の機体
競技に使用する機体は、F3B機と同じスパン3〜4メートルクラスのグライダーですが、飛びのニュアンスは”大きなHLG”と言われています。
機体の規定はスパンではなく翼面積と翼面荷重
最大翼面積(St): 150dm2
最大飛行重量: 5kg
St に対する荷重: 12~75g/dm2
胴体先端の最小半径: 7.5mm
■機体の置き方
パイロットたちは折りたたみイスを工夫して機体をいろいろなスタイルで置いています。
クラブなどのグループ参加でしょうか、このような置き方でスタンバイ。
■パイロット、ランチャーとランナー
理想は4名のチームで参加し、それぞれが役割を分担するといいみたいですね。
曳航索を牽く役割をランナーといい、2名(大会によってはアルバイトもいる)
次の写真のように、パイロット(競技者)は後方に控え、ランチャーが機体を発航します。
注目なのはパイロットの右足、赤いマーカーを付け、合図を送ります。
さあ、いよいよ発航です。
こちらはサイドからの写真。
■曳航索:150メートル
グライダーを牽く曳航索の先は2本に分かれており、それを2名のランナーが左右に別れて牽きます。
残念ながら須賀さん撮影の写真にはそのショットがありませんでした。
■ランチとリランチ
発航と再発航
決勝では予選よりも持ち時間が長いので、リランチしてタイミングを計ったりするようです。
これが入賞者用のメダル。
決勝戦の結果は次のようになりました。
YouTubeには「2010 F3J Japan Championship」のムービーがUPされていました。須賀さんの写真と見比べていくと各シーンの状態がわかります。
関連サイト
見学参加された本井さんのブログ「e_Slowfly日記」
この大会の公式ホームページでは、予選6ラウンドとなっていたのですが、2日目に見学に行ってみたら、予選が8ラウンドに変更になっていました。
理由は分かりませんが、予選ラウンド数が事前発表と変わるというのは、参加選手も大会初日に通知されたようなので、競技として運営が不適切だった思います。
簡単に事前発表と違う運営をする競技団体は信用できませんね。
ちょっと辛口コメントでした。
投稿情報: moto | 2010/11/03 19:39
motoさん、sugaさんお世話になりました。飛行場入口、ナビ不能のため30分以上さまよいました。初めて観戦しましたが、中でもリランチでの競技機のハンドキャッチにはたまげました。私なんか1.5mでさえ出来ません。sugaさんDVDありがとうございました。土産の2m機は調整遅れのため、まだ飛行できません。
投稿情報: 本間 | 2010/11/03 20:46
本間さん、観戦は楽しかったですね。
辛口コメントをしてしまいましたが、競技自体は素晴らしかったです。
あんな大きな機体をハンドキャッチして、すぐに曳航索に繋ぎに走るなんて、驚きですよね。
また、遠くの方に機体を走らせてサーマルを探す選手の、直感や視力の良さにも驚きでした。
あ、sugaさん、DVD届いています。ありがとうございました。
投稿情報: moto | 2010/11/03 21:24
motoさん、honnmaさん観戦お疲れ様でした。
グライダー競技では、予選ラウンド数が変更される事はよくある様です、今回のF3J選手権も参加選手の総数を見ながら競技委員の判断でラウンド数が増えた様です、最終ラウンドに逆転で予選を勝ち上がる選手がいたり、失敗する選手もいたりと、ドラマが展開された様です。
感じでは、ラウンド数が増えるほど失敗出来ない状況になるようですね。
F3Pのプレ全日本選手権でも、状況によってラウンド数やスケジュールが変更されていましたが、選手は大変ですね。
投稿情報: suga | 2010/11/04 08:34
お邪魔いたします。
選手として参加していましたが、1週間前に発表された組み合わせ表では、8ラウンドまで組み合わせが作られていて、注釈に「天候、進行の都合でラウンド数が変更される事がある」とありました。
8ラウンドに増えた事は、寝耳に水...程の事ではありませんが、疲れたのは確かです。
何回か出場していますが、8ラウンドまで行ったのは初めてです。 出来れば二日目は早めに切り上げてくれると助かるんですけどね。
投稿情報: きむら | 2010/11/05 22:25
sugaさん、きむらさん、この競技ではラウンド数が変わるのはよくあることとは知らずに「信用できない」と書いてしまったのは言い過ぎでした。
開催概要では予選6ラウンドと書いてあったことと、一般的には、天候の都合で競技数が減ることはあっても、選手の負担が増す方向に変更することはないと、先入観を持っていました。
参加者には事前に8ラウンドまで組み合わせが知らされていたということで、問題のない運営だったのですね。
投稿情報: moto | 2010/11/06 04:04