2009年に初飛行に成功している米国の空飛ぶ自動車「Terrafugia Transition」。
でも、法のもとで公道を正式に走るには政府の承認が必要でした。
その適用除外申請がこのほど認められて、特殊なタイヤやポリカーボネット製の窓の使用が可能になり、2012年末の発売開始が決まったそうです。
Transitionって、「遷移」や「変遷」って意味だけど、現在のアメリカならスピルバーグの映画「Transformers(トランスフォーマー)」の方が「変型」という意味ではピンとくるけど。さすがにゼネラルモータースなどが権利関係にあるので、とても使えるネーミングではなさそうです。
1920年くらいから始まった空飛ぶ自動車の開発、その中で、いったいどれくらいのモデルが正式な認可をとることができたんでしょう。そんなFlying Carの歴史ばかりをまとめて紹介しているホームページがあります。
私が知っているのは「Aerocar」とパイロンレーサー機Gee Beeを開発してグランビル兄弟が計画していた「Ascender」くらい。
プレミアのつくAerocar。
Terrafugia Transitionの初飛行と同時進行で、この空飛ぶ自動車のRC版を製作してきたRomain Berlivet君。
Span: 120 cm
Length:63 cm
Mass: 720 g
BL motor 30mm. 1200mA3S
彼は2009年と昨年のINTER-EXで自作のTransitionを飛ばしています。今回の発売開始の発表と共に、新型機のデザインも公開されたので、今年、フランスで9月に開催されるINTER-EXでは彼の製作による新型機を見ることができるかもしれませんね!!
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