RC飛行機実験工房 Sekiaiさんのブログで小さなHLGが紹介されていたので、てっきり彼の新作モデル機かとおもったら、RC VIGORという国内メーカーの高性能小型グライダーでした。
SAL機なので「もんきち」というモデル名にしたのか、それはわかりませんが、ムビーを見る限りではかなりの性能です。
RC VIGORのHPには、最近の負の消費的状況を打破する情熱的なコピーが並んでいます。インドアのアクロ機でも、スパン800mmサイズを100g以下(全備重量)で仕上げるのは容易ではありません。使用するバルサ材も厳選された(CカットSSグレードなど)ものでないと軽量に仕上げることはできないでしょう。
国内で1機ごと手作りして完成させるそんな高性能なMONKICHI 800 SALのキットを、飛ばすユーザーはどのように受け止めればよいのでしょう。
高性能な機体ほど、壊れたら修理するのにも高度な技術や経験を必要とします。そこで修理することを敬遠して、簡単に手放すようであれば負の消費スパイラルは何もかわりません。
多少、性能は落ちても自分で修理することで、バルサ組模型飛行機がもつ本来の良さが生きるように思うのですが、それは理想論でしょうか。
提供されるキットはメカパーツの付属ありなしで2種類、カラーリングも2種類用意されています。現在、第2弾の予約受付中。
■スペック
全幅:810mm
全長:720mm
全備重量:76g~80g
翼面積:8.4d㎡
翼面荷重:9.0~9.5g/d㎡
翼型:AG-03類似翼型
上反角:12°
価格:
サーボ付 17,000円
キットのみ15,800円
作成しているのは、角倉さん(電動機の集いの主催者・マーチ540の設計者・QRPのバルサキットの作成者)ですから機体の精度は折り紙つきです。
今は、Denkado(http://www.shop-online.jp/denkado2/)で電動機などを販売しています。
投稿情報: esu(suda) | 2012/01/12 21:11
須田さん、早速情報をいただき、ありがとうございます。
この世界では有名な方の新事業?だったんですね。
モータグライダートンビのライセンス販売されているのも、確かDenkadoさんだったような・・・。
投稿情報: 栗田 | 2012/01/13 09:21
SAL(サル)なので「もんきち」らしいですよ。(笑)
詳しくはRC VIGORのブログに書いてありました。
投稿情報: 実験工房Sekiai | 2012/01/16 20:51