最近、手軽に入手できるようになったキーレスカメラを搭載して、FPVの動画を楽しむ仲間が増えてきました。そんな彼らのお手本にお薦めなのが muethenmetz氏の撮影したFPVムービーです。
次のムービーを見れば、うまく撮影するために必要な機材のヒントがすべて紹介されています。
そして、最も大事なのはリスクを冒しても、すばらしい映像を撮るためにチャレンジすることだと・・・教えてくれます。ムービーの最後にその事実が・・・。
ムービーに添えられた彼のコメントには、
I would suggest a "foamie" (made from EPP) between 100cm and 150cm span and with a push-prop like my Rookie (Graupner) or Easy Star (Multiplex) ,with rudder/elevator and throttle. The best advice I can g...
スパン100〜150cmのEPP素材のような壊れにくい発泡素材のモデルを選ぶこと。
その機種はシンプルで操縦性のいいエレベータ/ラダーコントロールのプッシャー機。
彼が撮影に使っているのはGraupner の「 ELEKTRO-ROOKIE S」で、壊れにくいSOLIDPORという発泡素材でできた入門機です。
Tailplane section: NACA 009
Wing area : 23,4 dm²
All-up weight, approx.: 700 g
Total surface area, approx. : 27,3 dm²
Tailplane area : 3,9 dm²
Wing section : HQ 3,0/12
Overall length, approx.: 960 mm
Wingspan approx.: 1400 mm
Wing loading : 25,6 g/dm²
撮影用のカメラはもうアウトドアスポーツの撮影カメラとして定番になってきたGoPro。
この搭載写真はイメージ
100g近いこのデジカメをROOKIE Sの鼻先に取り付けて、角度を変えながら何度も同じ場所を飛行して撮影した映像をうまく編集しています。見通しのいいところに必ずパイロットである彼が立っている映像を見て、思わず微笑んでしまいます。
実際に撮影飛行をしてみるとわかりますが、水平飛行ときれいな旋回を一定の速度で飛べないと、鑑賞にたえうる映像にはなりません。
彼が使用しているワンスティックの送信機(受信機やサーボもかも)Becker-Fmも興味ありますね。
muethenmetz氏の2本のFPV映像をみるとわかるように、自分の鳥瞰イメージをどのようなテーマで撮影するか。それが重要だと感じました。機材は手軽に手に入っても、テーマもなく、冒険心もないとすぐに飽きてしまうんでしょうね!!
この動画が、「パイロットビュー」を使わずに撮影されているのには驚かされます。
私も「飛行場」や「スロープ」で空撮をしたことはありますが、「ラジコン機を飛ばせる場所」は大変限られていると思います。
地権者や管理者に「許可」をもらっている人もいるようですが、なかなか面倒なことだと思います。
同じ場所ばかりでは、すぐに飽きてしまいます。
ずばり「テーマ」が無かったのですね。
投稿情報: えびふりゃー | 2012/01/30 18:34
機首や主翼の壊れ具合の進行が映っていて苦労がしのばれます。操縦する人も含めてまさに身をはったビデオですね。綺麗な景色だけでなく確実に良いカットを撮るための操縦者の位置取りが、ラジコンをする者からみると非常に面白いです。手作りらしき送信機もとても素敵です。
投稿情報: としちゃん | 2012/01/31 08:07
彼が携わったムービーはYouTubeの他のアカウントでも数多くみつけることができます。
スイッチの容易な低価格入門機を使いきってますね。エルロン装備に改造?してあるみたいですが、とにかくいいカットを撮影するためのライン取りは勉強になります。
送信機はドイツの小さなメーカー製で、検索するとURLはみつかるのですが、現在つながりません。いろいろな種類の送信機をつくっているようなので追っかけます!!
投稿情報: 栗田 | 2012/01/31 09:31
Becker-Fm つながりますよ。
http://www.becker-fm.de/
投稿情報: moto | 2012/01/31 09:55
motoさん、佐渡からはつながりません。
ブラウザーをいろいろ替えてもだめ、Winマシンでもだめ。これはネット接続の問題ですね。前にもYouTubeにまったくつながらなくなるエラーを経験しました。ルーターの設定をかえて治ったけど。また宿題が・・・。
投稿情報: 栗田 | 2012/01/31 11:51
私も何度かRC空撮を行ったことがありますが、
何を撮りたいかを明確にして撮影しに出かけないと
後から見て魅力的な画にならないですね。
普通はどうしてもいつも飛ばしているフィールドを
カメラを積んで往復するだけの画になってしまいがちです。
これらのムービーでは
木々の間やトンネルを抜けたりしていますが、
実際にやってみると想像以上に難しくリスクが高いです。
理由は、侵入コースに入れるまで
機体が木やトンネルの影に隠れてしまうことが多く、
ロストの危険が高いためです。
経験上、静止画の場合はできるだけ高高度から撮影し、
動画の場合は対象物スレスレを飛行すると良いようです。
投稿情報: 実験工房Sekiai | 2012/02/01 08:43
此のカメラ最近よく見かけますよバイクライダーがヘルメットの横に取り付けて何気にってね。タクシーも社外と室内に装備してある時代なので何だか?クワッドで追跡画像撮影が海外で流行っているのでしょうか、情報ページで『空飛ぶ人型ラジコンが三体』などとリアルな画像が飛び込んで来ました。見られた方も居られるかもですがご紹介メールしておきますね。
投稿情報: まこと | 2012/02/01 14:13
どうもありがとう。
コメントUPとほぼ同じタイミングで人型ラジコン三体の記事、UPしてました。
投稿情報: 栗田 | 2012/02/01 14:17
Sekiaiさんも一時期、空撮されてましたね!!
最近はオープンエアの乗り物にどっぷりのようですが、そちらも見応えあります。
どんなマニューバリングも地道な訓練と情熱が必要ですね。
投稿情報: 栗田 | 2012/02/01 14:24
先程のURLコピペ出来たのでリンクに貼りました上手く見れると良いのですが···
投稿情報: まこと | 2012/02/01 14:35