BobさんのBSD Micro RCで発売しているフォーム翼を梶山さんからいただきました。
これから製作に入るカモメ型グライダーの参考になります。
Pink Foam Wing
翼弦:4 inch (101.6mm)
翼長:9 inch (228.6mm)
この翼材が2枚、こんなに無駄なく熱線カットされています。
一番薄いところは0.5mmくらい。すごい技術ですね!!
この翼型は何なのか、調べてみました。
Airfoilsのデータベースで調べてみると、「GM15」というのはみつかるのですが、GWJ-5はありません。
さらに調べを進めると、RCGのフォーラムにこのフォーム翼のスレがあり、GWJ-5はゲーリー・ジョーンズさんという方のオリジナル翼型であることがわかりました。また、「MA 409」という翼型もかなり近い性能だそうです。GM15のほうがMA409よりも上下共にキャンバー角度が強い。
フォーラムではインドア機にFF機の翼型を参考にしようと話し合っているようでした。その中で「A-Good-Airfoil-for-Small-Rc-Models」という有名なレポートがあると誰かが書いていました。探してみると、私がよく知るジェフ・ラスキンが書いたものでした。彼については以前、自分のブログでも書いたものがあるので、興味がある方は読んでみてください。
■A-Good-Airfoil-for-Small-Rc-Models (レポート)
■Jeff Raskin ジェフ・ラスキン(wikipedia)
■Jef Raskinとラジコン飛行機 (自前の記事)
いただいたピンクのGWJ-5はスパンが短いので、剛性のある弓は作りやすいのですが、問題は翼型テンプレートの材質、取付方、カットの順序、発泡材を押さえる重り、カットするスピード、温度などいろいろ。
以前、自作のインドア機用にフォームをカットしたのは2004年だったから、もう7年以上前のこと。
最近では、佐渡に来てから本間さんがスチレンカッターの製作にトライしたとき、簡単な指導をしていたので、まったくわすれてしまったわけでもありません。でも、カットの精度を上げるためのノウハウを海外のネットから再度、集めています。
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