風さえ吹けばどこでも利用できる運搬道具であることから、古くは帆船時代と同じ17世紀に発達したようです。海水や真水などを進む帆船に比べ、船体抵抗がゼロに近いランドヨットは、その速度も海のヨットの2倍に比べて、3.7倍くらいまで、理論的にはOKだとか。
呼び名も各国でいろいろと異なります。
日本では、製品名でもあるBlokartと同じ名称で「日本ブローカート協会」という団体が発足しており、各支部でランドヨットに試乗することができます。
RC版では、英語圏以外でフランスとスペインが盛ん。
Sand Yachting
Land Yachting
Land sailing
Land Yatch
Sail Kart
Blo Kart
Strandsegler(ドイツ語)
Carro Vela (スペイン語)
1本マストに三角の縦帆1枚、それが仕様の主流だった帆走ヨット(sailling yacht)スタイルのランドヨットに、最近では翼走ヨット(wing yacht)が台頭してきました。2009年に世界記録を更新したイギリスチームのGreenbird号は、尾翼のあるグライダーが主翼から刺さったようなデザイン。
ドイツの有名な自動車メーカーもこぞってデザインモデルを発表しています。
そうなれば、RCモデルの方でもウイングタイプのヨットを製作するモデラーが現れるわけですが、そんなに簡単ではないみたい。
RCランドヨットは製品キットが少なくて、各国のクラブで蓄積されたノウハウをベースに、各メンバーはほとんどが自作派のようで、いいことですね!!
みつけたお気に入りのモデルは、フランスのArea RC-Botサイトで公開されているG-lule。
クラス:1
身長:100cm
長さ:75cm
幅 :50cm
重量:約800g(受信機/バッテリー含まず)
・製作パーツの図面PDFダウンロード
・材料リストと組立方法
次はLS-3とLS-4というモデルのプランを販売しているPerformance RC LandsailersのHPには、ホイール選択(インラインスケート用or飛行機用発泡材車輪)のヒントにはじまり、重心位置などの理論解説まで、簡潔な解説がUPされています。
高校生のころ、RCランドヨットを作ったことがあります。
単純な骨組みのフレームにビニールの帆で、
操作はハンドルのみでした。
強風の時に走らせたら
とんでもないスピードが出て(100km/h位?)
車輪のシャフトがすり減り、
タイヤがちぎれそうになったのを思い出します。(^_^;)
投稿情報: 実験工房Sekiai | 2012/04/04 12:31
拝見しています、HP冒頭の私のプロフィール。
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高校生の頃、お小遣いを貯めて買ったロジテックの4チャンネルプロポを使い、 しばらくRCカー(マクラーレンF1の自作)で遊ん でいましたが、 実験好きの虫が騒ぎ始め、プロペラバギー、ランドヨット、2輪で走るバイク、 ホバークラフトなどを自作していました。
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堰合さんは最初にランドヨットに出会っていたんですね。私はずいぶん遠回りしてからの出会いでした。佐渡には走らせそうな砂浜があるので、ぜひ作ってみようと考えています。グライダーと同じで風の強さに合わせてサイズを探るつもりです。
投稿情報: 栗田 | 2012/04/04 14:36
ちょっと前にこんなものを作ってみました。
投稿情報: Toshizo | 2012/06/08 23:53
Toshizoさん、コメントをありがとうございました。
ブログ、拝見しました。
国内では製作されている方が最近少ないので、参考になります。
自分でも製作してみようと計画しています。
その時は、いろいろ教えてください!!
投稿情報: 栗田 | 2012/06/11 18:25