その機体の主翼前縁表面には流体制御されたギザギザ(のこぎり状のリーディングエッジ)パターンが刻まれています。 この写真は F5Bの機体やルール、それにフライトテクニックのHP「F5B Flight Technique」を主催し、自らも参戦している上山賢一氏が撮影。
F5Bのルールについては次のリンク先を参照のこと。
F5Bでも使い始めているようですが、F5D用プロペラは、数年前からこのこぎり状のギザギザパターンを使用しています。それは、Sawtooth Propellor(ゴジラぺラ/スーパーゴジラペラ)、またはBrotmesser(ドイツ語でパン切りナイフ)と呼ばれ、ノイズが少なく、引きが強いのが特徴だそうです。
このプロペラに付けたギザギザパターンは、ザトウクジラのヒレからヒントを得たそうで、その特許はカナダの風力発電会社「Whalepower」が持っています。
このプロペラをF5Dカテゴリーでテストしているムービーがあったけど、速すぎて見え・・・・ない!!
翼の上を通過する気流のレイノルズ数は、コードと流体速度に反比例し、動粘度に直接変化します。
N =(コード X 速度)/ 動粘度
インドアHLGの世界記録をもつ石井さんのブログでも「乱流コブコブ」と呼んで、いろいろな実験が行われています。
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