最初の写真はベスト10入りしたパイロットとエントリー機。
成績順に見ていきましょう。
1. Bruckmann
2. Donatas
3. Onda
4. Nicolas
5. Fabien
6. Iiro
7. Derk
8. Janne
9. Theo
10. Markus
エントリー機を機体素材で分けると、大別して4種類。
・カーボンロッド/フィルム貼り機
・デプロン/フィルム貼り機
・デプロン/ミリング機
・EPP/カーボンスパー機
・カーボンロッド/フィルム貼り機
カーボンロッド/フィルム貼りの機体は数機エントリーしていましたが、4位のフランスチームNicolas氏のAres機が目をひきました。細いカーボンロッドを巧みに使い分けて、マイラーフィルム貼りで70g台の軽量な機体に仕上げられています。
その他、胴体を立体に組んで、主翼前縁に太いバルサパイプ?を使ったモデル、2位のDonatas氏が盛んに興味を持って観察していました。
おまけ
・デプロン/フィルム貼り機
エントリーも多かったこの組合わせの機体。その中で一番優秀だったのは、もちろん1位になったBruckmann氏のモデルでしょう。
アップで見るとデプロン/カーボンのハイブリット機のように見えます。ピタッと演技の決まる彼の操縦テクニックもさることながら、落ち着きのいいこの機体と、彼が新たに導入したトレータイプのJeti Duplex DC16送信機も活躍したのではないかと思います。
次の3枚の写真から送信機がしっかりと躯に固定され、正確なスティックワークが可能であることがわかります。
2位のDonatas機もフィルム貼り機のようにも見えますが、その他にもいろいろありました。
・デプロン/ミリング機
7位になったDerk氏のDiSney。
そう、彼がClik!を教えてくれたあのパイロットだけど、今回は成績があまりふるわなかったですね。
6位と8位に入ったフィンランドのモデル、翼に空力オブジェクトのないすっきりとしたデザインが印象的でした。
あとは、小さなプロペラを右の主翼翼端にだけ取付けている10位のMANTA 5。
それに、どのような効果があるのか、動翼付き空力オブジェクトの付いたこのモデル。
・Coaxial System(同軸モータシステム)機
必ずしも機速を遅くする効果が大ではないようですが、トルク癖は消えるのでしょうね。いろいろなタイプが出場していました。
日本チームのこのペラも注目されてました。
その他にも搬入用の機体ケースなど、楽しいスナップがいっぱい。
この中には複葉機が入っていました。
これから先、F3P機はどこまで進化していくのでしょう。
次回の世界大会が楽しみです。
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