3Dプリンタを使い、プラスチックの骨とシリコーンの皮膚で作られたコウモリのモデル。
試作したのはMAVS機の開発で有名なブラウン大学の科学者グループです。
鳥とは異なるコウモリの「飛び方」に注目したのがユニークだね!!
羽ばたき周波数、振幅、角度をテストできる実動可能なモデルを、3Dプリンタを使って数十羽試作したんだって。「あーかもしれない、こーかもしれない」と迷うよりも、考えられる仕組みを全てプリントして動かしてみる。これって新しい方法だよ。
プラスチック骨とシリコーン皮膚のは腱の役割をするケーブルが張り巡らせれていて、3個のモータでコントロールしている。
これらのモデルから、「翼の折り畳みの空力効果」について、成果があったようです。
一つの実験では、翼の折り畳みの空力効果を見た。 コウモリやいくつかの鳥がアップストローク中に背中に翼を折る。 ブラウンからこれまでの研究では、折りたたみがコウモリセーブエネルギーを助けたことが判明したが、どのように折り畳み式の影響を受けた空気力は明確ではありませんでした。 ロボットの翼を使用したテストは、折り畳み式のすべてのリフトについてであることを示している。 羽ばたき動物では、正のリフトが下降することにより生成されますが、そのリフトの一部が負の揚力を発生し、その後のアップストロークによって取り消されます。 翼の折り畳みと使用しない試験を実行することによって、ロボットはアップストロークに翼を折ることは劇的に50%正味揚力を増大させると、その負の揚力を減少させることを示した。
実際にフライトできるモデルの完成を見てみたいですね!!
貴重な情報ありがとうございます。海外でも3Dプリンターと羽ばたき機を結びつけた研究が進んでいるんですね。こうもりの翼の機能を本腰を入れて再現しようとするアプローチにも感心します。今後の進展が楽しみであると共に、当方も負けていられないという感じです。がんばります!
投稿情報: たかはし | 2013/03/04 21:49
コメントをどうもありがとう。
3Dプリンタの試作品を楽しく拝見しています。軽量の優秀なモデルができていますね、さすがです。
工作の苦手なアカデミック派が、こうして3Dプリンタを使い動作モデルを作るようになるのは興味のある展開です。
スケール、オリジナルに限らず、どんな新種が飛び始めるのか、目が離せません。
投稿情報: 栗田 | 2013/03/05 20:45