1960年代、私もリアルタイムで模型用のロケットエンジン「タイガーロケッティ(AかBどちらか忘れた)」で遊んでいた世代です。
あの固形燃料を使ったエンジンで飛ばす模型飛行機やロケットは、今でも世界中で支持され、イギリスのPowermax JET-Xのように生き残っているもの、進化しているものもあります。
子供の頃は、タイガーロケッティのパワーが非力だなどとは知らず、完全燃焼させるのにコツがいる、扱いにくいエンジンという印象でした。
それが今ではRMS:Reloadable Motor Systemなどと呼ばれて、扱いやすい高性能なロケットエンジンに進化しています。
次のムービーがRMSのセッティングを解説したもの。
バンジーや牽引、ゴム動力やエンジン、モーターなどと同じように、グライダーを上空にランチする推力にロケットエンジンを使い、それを競い合うレースまで開催されていることを知りました。
ロケットエンジンの種類によって、90~180メートルくらい高くラッチできるようです。
最初に見たのが実機のSpaceship Oneをデプロンで自作したロケットグライダーで、作者は搭載するロケットエンジンの種類を替えながらテストしています。
Spaceship Oneは製品キットでも販売されており、パッケージは変わりましたが、国内でも入手できます。キットはだれでも買うことができますが、ロケットエンジンを搭載して発射するには、日本モデルロケット協会が発行するライセンスを取る必要があります。
もう少し性能の良いグライダーを楽しんでいるモデラーがいないのか探して見ると、・・・・いました。
意外だったのはロシア圏や東ヨーロッパで盛んなこと。ロシア製のロケットエンジンも各サイズ揃っています。
このSeagull 70というオリジナルなロケットグライダーのように、発射(発航)と滑空の両性能を進化させた新次元のグライダーも登場しています。
こちらも自作派かな。専用のポッドをデザイン/自作して仕上げています。
BLモータとLipoバッテリーの組合わせによる「かっ飛び急上昇」とは違った醍醐味、滑空して発射位置まで戻せることも、他のロケット機では味わえない楽しさかもしれません。
タイガーロケッティ懐かしいですね
秋水やMe106のセミスケール機をロケットエンジンでと思ってしいます。
でも今なら、ペットボトルロケットでも出来そうな気がしてきますね(笑)
投稿情報: 蛸林 | 2013/03/07 20:32
ペットボトルロケットのRC化、いいですね。
ぜひ、実現してください。
楽しみに待ってます!!
投稿情報: 栗田 | 2013/03/07 21:20
なにがしの動力を積む事はグライダーではマイナス要素の方が増えてしまうので、
スキーをするBOARでコメントしたバンジーの方が手っ取り早いと思ってついついおっくうになってしまうんです。(^^;)
投稿情報: 蛸林 | 2013/03/08 18:54
ニオイが蘇えります。
たしか、導火線の芯線の抜きかたがキモだったと記憶しています。
投稿情報: karakuriya | 2013/03/09 01:48
導火線。
懐かしいなー。
マッチで火を付けて、しばらくしてから抜かないとダメなんですよね。
早いと点火不良になるし、遅いと「ふん詰まり」になってしまうし。
噴出口の穴の大きさもキモでしたね。
導火線を抜きやすくするため拡げたら、がっかりするほどパワーが無くなりました。
あ、B型はもう少し楽でしたが。
投稿情報: えびふりゃー | 2013/03/09 06:09
みなさん、貴重な体験談をコメントいただき、ありがとうございます。
タイガーロケッティ経験者はコアな模型少年だったんですね。
投稿情報: 栗田 | 2013/03/09 21:00
コメントに出遅れてしまいました。
ペットボトルロケットはパーツが筑波のjaxaで売ってたこともあってよく息子と飛ばしました。youtubeには、多段式にして空撮してる人もいましたね。さてロケットグライダーですが、その名も「手作りロケット入門―火薬エンジンのロケットを作ろう!飛ばそう!」という本の垂直発射型の作り方が載ってます。エンジンのリバース機能を使って上空で可変翼を展開する構造になってかなりの高度が取れる様子。かなり厚い本ですが、おすすめです。
投稿情報: mito | 2013/03/13 13:20
栗田様
庄内Pの渡辺です。お久しぶりです。
近ければすぐにでも飛行会に出かけたいところですが、何せ遠方なので…残念です。
ところで、YSFCのウェブでバート・ルターンの
「QUICKIE」を見かけましたが、プランはどのようにすれば入手可能でしょうか?
RC、ゴム動力等で製作したいと思います。
ぶしつけな質問で申し訳ありません。
よろしくお願いします。
投稿情報: 空のオカリナ | 2013/03/16 11:10