新しいコンセプトの羽ばたき機 S-1 Robotic Bird 登場!!
機体のシルエットはとてもシンプルに見えますが、これまでの羽ばたき機と異なるのはギアダウンユニットやクランクシャフトがないこと。
羽ばたきのメカ部分に強力なHVデジタルサーボを使い、専用プログラムが組み込まれたコントローラーで左右羽ばたき翼のピッチやスピードをコントロールします。
■S-1 Robotic Bird
スペック:
全幅:170cm
長さ:91cm
重量:283g
価格:149.95ドル
■Axon-1 Servo Controller 39.95ドル
■Custom Servo Arm 9.95ドル
このモデルを羽ばたき飛行させるにはAxon-1 Servo Controllerを使う以外に、翼の動きを自分でプログラムすることも可能です。専用のフォーラムが用意されており、ロボット工学で使用される各種マイクロコントローラを利用してサーボ制御のプログラムを開発することができます。
S-1 Robotic Birdのキット組み立ては簡単ですが、飛行や調整にはRC飛行機の経験が必要なので入門者向けではないことに注意。現状では、このキット製品は米国内のみの販売となっています。
一番の特徴であるHVサーボを使っている点ですが、現在、指定されている2タイプのハイテック社製サーボを調べてみると、その高価な価格にまずびっくり!!!
■HSB-9370TH(25.0kg.cm/0.10s)
重さ:68g
定価:¥24,000(税抜)
それに使用するプロポの互換性により問題を起こすかもしれない回生制動機能で逆流を受け入れることができないデバイスがある場合、サーボに付属する「 PAD:Power Absorbing Device(パワー吸収装置)」を取付けるなど、とても高度で難しそうなサーボです。
専用のプログラミング・インターフェイス「DPC-10 Brushless Servo PC Programming Interface」も発売される予定で、このようなプログラミングできるデジタルサーボを使い、工作部分が少なく、ユニット化されたメカやパーツで構成されたフライングROBOT(マルチローターなどのドローン系も同じ)が増えて行くのかもしれません。
■HS-8370TH(23.0kg.cm/0.10s)
重さ:68g
定価:¥18,000(税抜)実売価格 12,000円前後
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