デプロン素材を使用した軽量グライダーのキットメーカー「sebald-modellbau」。
注目したのがAlulaにも似た「Miro Light」です。
航空ベニアとデプロンシートで構成されたモデルは、とてもシンプルですが、そのデザイン性はAlulaにはなかった親しみを感じます。
そう、自作経験者であれば自分でも作れそうなデザイン!!
この飛びはあきらかに上級者が風の条件のいい場所で飛ばしたものでしょうが、簡単なつくりでもこれだけよく飛ぶ機体製作が可能であることを教えてくれます。さすがドイツのメーカーですね。修理や改造もし易そうだし、軽量グライダーの可能性が広がります。
スパン:1100mm
重さ:160〜190g
翼面荷重:10g/dm²
エクストラハードデプロン 53ユーロ 7,553円
ノーマルデプロン(フィルムなし)48ユーロ 6,840円
公開されているモデルの写真を見ると、サーボ搭載位置や動翼のリンケージなど、仕様変更があったのか異なるバージョンが掲載されていたりします。
インドアの板翼アクロ機に多用されたことで世界的に知られることとなったデプロン素材。現在では15〜20%軽量なエアロ・デプロンも発売されるようになったのですが、国内では自作派が減少しているのか、デプロン素材を取り扱っているショップがたいへん少なくなり残念です。
キットメーカー sebald-modellbau社には、この他にもスロープアクロ機 Astix、Aroso-ST、Kamirasなどがあり、年明けには新作機 Fun Boardも発売されるそうです。残念ながら現在ではヨーロッパのみの発売で、日本や米国への対応はまだのようですが、扱ってくれる国内ショップが出てくることに期待しましょう。
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