Yokota Slow Flyer Club

QuadDelta

1月27日に紹介したQUADSHOTにインスパイアーされたメンバーの梶山さんが、写真のような小型のQuadDelta機を製作されました。

みんなのグライダー

中国から帰ってきた梶山さんの新作機、マイクロ・ダクテッドファン・グライダー「Indigo」です。

TEAM QUADRA Flying Fields 05

「モグラだらけ」というタイトルのメールと共に添付された写真。
須賀さんから日曜日のTEAM QUADRA アウトドア飛行場の報告がありました。

KINGYO 2010 モデル キット発売

今年もすでにJR主催第2回JRインドア飛行機大会のスケジュールが決まり、F3Pカテゴリーの大会参加を目標に、練習に励んでいるパイロットのみなさんも多いかと思います。そんなパイロットのみなさんに朗報です！！
2009年モデルでも活躍したF3Pパターン競技機KINGYOの2010年モデルが発売になりました。

Alula evo Motorized

春めいて、南東風（やすかぜ：佐渡の方言）が吹きはじめました。
スロープソアリングを存分に楽しむいい季節の始まりなので、Alulaの2号機、それに自作も検討中。未開拓のエリアで試験飛行するために、モグラ化も必要です。
写真はRCGでみつけたフランスのモグラ化したAlula evo。ラダーが付いているのは、サーマル内での旋回半径を小さくする理由だとか。

KINGYO 2010

完成したばかりの今年の金魚こと「KINGYO 2010」モデル。
本日、午後6〜9時、飯能体育館で開催されるTEAM QUADRAの飛行会で初飛行します。開発者である須賀さんがパイロットとして飛行されるので、ファーストインプレッションに興味のある方は、ぜひ見学参加しましょう。

New YAK Suga Version

須賀さんから新作機YAKの写真を送っていただいたので紹介します。
2機のYAKは、競技バージョンのTAKUTA仕様とマイルドなアダルト仕様だそうです。
さて、どちらがどの仕様なのか、YSFCのブログをよくご覧になっているみなさんにはおわかりになると思うのですが・・・。

師匠たちに囲まれて

須賀さんから先日の山岳スロープソアリング飛行会の写真が届きました。
参加したメンバーにも、私と同じようにCD-Rが届くかもしれません。
撮影していただいた自分の写真を最初に掲載して、私の横田での活動はこれで一区切り。佐渡への移転のため、しばらくエントリーアップをお休みします。
どんな再開になるか、お楽しみに！！

※このエントリーに掲載の写真はすべて須賀さん撮影による。

インドア スローフライ機 3D-FO 予約開始

パッケージキットの準備が整いましたので、インドア スローフライ機 3D-FO の予約を開始します。
カーボンロッド機を初めて自作する方でも、詳細でわかりやすい組立マニュアルが付属するので、安心して機体を完成することができます。YSFCで9年間培ってきたカーボンロッド機製作や調整のノウハウがふんだんに盛り込まれています。たぶん国内では、組立方法について、ここまでわかりやすいカーボンロッド機のキットは、これまで発売されたことがなかったことでしょう。
デプロンやEPPなどの発泡素材とは違った、堅牢で扱いやすいカーボンロッド機に興味を抱いていたみなさん、3D-FOのキットからぜひ入門を果たしてください。

※テスト機のフライトムービーをアップしておきます。

私のKINGYO2009

ボックスに入った塗装済みのKINGYO2009キット。
これはガレージキット開発プロジェクトのメンバーが私にプレゼントしてくれたもので、鳥羽さんはCNCカット、須賀さんはカラーリング、本井さんからはリンケージパーツ一式が提供されました。これに私が製作を手伝った組立マニュアル（製品版ではCD-Rが付属）を付けると、フルバージョンのキットになります。

ガレージメーカーへの修練

FUN FLY機3D-FOのA1サイズ（594x841mm）原寸図面ができあがりました。

カーボンロッド機は板翼機などと違い、原寸図面がないと製作しにくい材料です。
そんな素材とパワーリップを組みあわせて、なぜキット化を目論んでいるのかというと、この組合せには大きな可能性があるから。
1/1の図面は、鈴木さんがWindows用のアプリ「TurboSketch」とMacのIllustrator CSで初めて描いたもの。
発売予定の3D-FOキットには、この原寸図面が付属します。

KINGYO 2009発売開始

TEAM QUADRAの須賀さんが中心になって開発された、F3P-A競技機 KINGYO 2009が発売を開始しました。
この機体キットは、インドアアクロ機の中上級者用に開発したもので、これまでに発泡材を使用した板翼インドアアクロ機を組み立てたことのあるパイロットを対象にしています。興味のある方、購入を希望する方は、YSFCのメンバーでもある本井さんのショップ「RC Indoor e-Slow Fly」をご覧下さい。

Sukhoi 26

大野さんのYAK 55のプランからヒントを得て、そこへアレンジを加えたのがTEAM QUADRA山崎さんのアクロモデル。
この機体を飛行会で飛ばさせてもらい、その飛ばしやすさに興味をもちました。
プランがあるというのでお借りして、各部のバランスを損なうことなく、よりSukhoi 26に近くなるよう修正。コックピットの位置は実機よりもかなり前です。
カラーリングは数あるSukhoi 26の中からPierre Marmy'sのBreitlingスポンサードバージョンを選びました。

デプロン翼型機

TRIAINAを飛ばすようになって、翼型機に対する興味が出てきました。
そこで気になっているのが、魚沼ラジコンクラブのBJさんたちが飛ばされているデプロン製翼型機ミニカタナです。
今回、その飛びっぷりがわかるムービーをUPしていただけたので紹介しましょう。

TRIAINA

須賀さんが改造を加えてきたTRITON - Wing typeに新しい名前をつけようということで、TRIAINA（トリアイナ）に決定しました。
写真右がオリジナル、左がSugaバージョンです。

MULTIPLEX FOX

TEAM QUADRAの須田さんもRC化に着手したフリーフライトのグライダーMULTIPLEX FOX。近所の模型店で扱っているそうで、1機お願いして手に入れました。

KINGYO 400 2サーボエルロン

ネットで公開されている超小型アクロ機としては、たぶん世界初の試みになるのかもしれません。TEAM QUADRAの須賀さんが製作した新作の超軽量アクロ機KINGYO 400は、エルロンに２サーボを使い、両引仕様。使っているサーボはもちろん1gのスマートサーボ。

All Fling Wing 400

鈴木さん製作のフルフライト（オールフライング翼）機「All Fling Wing 400」が完成、明日の飛行会で初飛行をする予定です。
この機体は主翼左右をそれぞれ独立したサーボで操作します。

mini Cassutt （made in UK）

鳥羽さんのHPに英国で製作されたmini Cassuttの写真がUPされました。
使われているEPPはグレーの部分も含め、すべて塗装とのこと。製作者のSimonさんはこの後、RCGroupsでbuild threadを書いてくれるそうです。
これでいよいよ海外デビューが本格化しますね。
鳥羽さん、おめでとう！！

他にも直接、米国カリフォルニアから日本語でPlanの問い合わせが掲示板にあったりと、EPPクラフトの可能性を見抜いているモデラーは世界に広がっています。

延岡RC NEMESIS初フライト

延岡RCでEPPクラフトのNEMESISが初フライトしました。製作者はNEMESSUTTを製作したRockさん。オリジナルの自作機だそうです。我々も開発中だったので、先を越されました！！
詳細は「延岡RC 心の杜S.FLYERS」ブログをご覧下さい。

nano Aïto

鳥羽さんにキットを渡して1週間、DONUTS-MODELS社のnano Aïtoが完成しました。今週は祭日があったとはいえ、さすがに鳥羽さんの製作手順はすばらしく、スピーディーです。詳細な報告は鳥羽さんのHPにUPされています。明日の初フライトが楽しみです！！

Donuts-Models Nano Planes

発売まで、まだ交渉途中のNano Planesを、評価用としてDonuts-Modelsより提供してもらいました。
すでにRC-1サーボを使ってアクロ機を飛ばしている仲間に1機づつ担当してもらい、製作とフライトのレポートを作成してもらう計画です。このレポートはDonuts-Modelsの開発チームにフィードバックする予定です。

NEXUS 届く

Donuts-ModelsにNEXUSを注文してから10日目、やっと本日無事に届きました。遅いので昨日催促のメールを送ったら「フランスの郵便屋はのんびりやっているから一週間ではつかないだろうね！」などと言ってきたのです。
さっそく共同購入に参加してくれた皆さんには発送の手配を済ませました。

八歳さんのBaby Bee

いつもコメントをいただく八歳さんが自身のブログ「Y's Factory」でBaby Beeの製作を始めました。
すでに1機仕上がるはずだったのですが、かわいい怪獣に襲われ、飛ばすことも叶わぬままぐしゃぐしゃになった写真がUPされていました!?
すばやく再チャレンジした写真は、オリジナルと同じポージィング。
貼りのプロであるクロス屋さんが挑戦しているので、花紙にプリントするノウハウなど、いろいろ得るモノがありそうです。注目！！

KINGYO 400 PLAN

開発者の須賀さんからテスト飛行に成功したKINGYO 400の手書図面コピーを送っていただいたので、A4で出力できるPDFにしました。

kingyo_400_plan.pdfをダウンロード

KINGYO 400 メカ積み

TEAM QUADRAの須賀さんが製作した9gの機体に、YSFCメンバー鈴木さんがメカの搭載を21.9gで完了させました。いよいよ明日、初飛行をします。
メカ積みの詳細は鈴木さんのブログに写真入りで説明が公開されています。

ふだんよく使用しているXPS材（デプロンなど）ではなく、ガンピ紙（和紙）にRC-1スマートサーボや受信機などを取り付けるため、独特な工夫が施されています。
Baby Beeよりも5g重い全備重量ですが、このような素材を使った機体は初めてなので、どんな飛びをするのか楽しみです。

スクラッチビルド機

TEAM QUADRAの須賀さんが製作されたKINGYO 400を受け取りました。
同時に製作の様子を記録した写真データもCD-Rでいただきました。

「スティック＆ティシューによる飛行機の製作は初めてだった」と言う須賀さんの製作の様子に、「初心に戻ったような真剣な顔をしていた」と奥様の弁。
KINGYO 400を手にすると、久しぶりに「スクラッチビルド」という言葉が頭にうかびました。
軽量なバルサシートから切り出したスティック材、バルサのフレームを反らすことなく両面に貼られたガンピ。張り線の胴元や車輪、動翼のホーンなどは、ファイバーシートをミシンソーでカットして自作してあります。
気を入れて作らないとしっかりとした機体に仕上がらない。そんな心地良い緊張感が手にしたKINGYO 400から伝わってきます。

KINGYO 400

Stefan GasparinとMartin Haukが製作したStick & TissueのアクロモデルBaby Beeの発表後(和訳ページ e_Slowfly日記）、プランを私が勝手に描いてUPしたらTEAM QUADRAの須賀さんが「製作してみます！！」と手を挙げてくれました。Stick & Tissueの製作経験がないという須賀さんですが、さっそく作業に入り、完成してきたのが上の写真のオリジナルデザインKINGYO 400です。

mini Cassutt Plan

鳥羽さんが開発／設計したスパン460mmのインドアパイロンレーサー機「mini Cassutt」のプランを公開します。インドアでも壊れにくいスケール機を作るには、このEPPクラフトをマスターしましょう。

mini Cassutt プラン完成

テスト製作者を募集します！！

日曜日の飛行会でテスト飛行に成功した鳥羽さんのmini Cassutt。
作成してもらった型紙10枚のトレース／PDF化が完了しました。
これからTEAM QUADRAの須田さんと栗田でテスト製作を開始します。
そこで、いつもYSFCのブログをご覧の皆さんの中から、このmini Cassuttのテスト製作をしてみたい方を募集することにしました。

Shoestring

一週間遅くなったのですが、鳥羽さんがShoestringをTEAM QUADRAのアウトドア飛行場でフライトさせたムービーをアップしました。
インドア用のレーサー機は、スピードを出して旋回させてもらうどころか、木枯らしに翻弄され、凧のようにバランスを保つのがやっとでした。でも背景を流れる雪雲とのコントラストが、冬のアウトドアフライトの醍醐味を教えてくれます。
その後、Shoestringはさらにカラーリングが追加されました。その模様は鳥羽さんのHPで。

NEMESIS nxt Namiki

転載して報告する時間がとれずにタイミングを逃してしまったのですが、並木くんが製作したスケール機仕様（翼は板翼）のNEMESIS nxtが飛びました。

作って、すぐ飛ばす！！ 自作BLモータ・ワークショップ

日時：9月24日（祝）14：00〜19：00
場所：飯能市民体育館　　2階会議室
主催：TEAM QUADRA　＆  YSFC
参加者：矢口 （世田谷）、井上（杉並）
TEAM QUADRA：須田、加藤、田辺、真野（見学）
指導：YSFC 鈴木、栗田

TEAM QUADRAのみなさんがいつも利用されている飯能市民体育館の会議室で「自作BLモータ・ワークショップ」を行いました。

Atomic AM リリース

並木くんが開発したF3P－AM機「 AtomicAM」が８月７日よりモデルショップデイトナから発売になるというアナウンスがありました。すべてレーザーカットで準備された初期ロットは20機のみだそうです。

あのすばらしいフライトを自分のものにできるチャンス！！

まだこの機体について知らない方は、詳しい報告が「第73回F西多摩体育館飛行会の報告」にアップしてあります。
キットについての詳しい解説は並木くんのブログ「やりくりアクロフライヤー」をご覧下さい。

SouthernX-AM 組み立て／取扱説明書

発売の近づいたSouthernX-AMの組み立て／取扱説明書がPDFで完成しました。
個人的にも興味があったので早速ダウンロードして読んでみたのですが、たいへん丁寧でわかりやすい組み立てマニュアルに仕上がっており、感激しました。

･SouthernX-AM　組み立て／取扱説明書　pdfファイル　約27MB　

海外の製品に付属する製作マニュアルは、わかりにくかったり、手順を省いた内容が多くて、結構悩まされていたので･･･、目から鱗です。

SouthernX-AMの生い立ち

RC飛行機実験工房の堰合さんからお送りいただいた 「SouthernX-AMとclik!」についての説明を紹介します。
SouthernXシリーズについての詳しい解説はRC飛行機実験工房のホームページから「機体の紹介」　→　「SouthernXシリーズ　(EPP製3D機) 」をご覧下さい。これまで開発されたSouthernXシリーズの各飛行機について知ることができます。

メニューから選択することはまだできませんが、SouthernX-AMの専用ページもアップされています。

Synchronicity

Synchronicity（シンクロニシティ）という言葉は、THE POLICEのアルバムタイトルとその楽曲で初めて知り、当時、得意になって友達と使っていた記憶があります。

共時性（きょうじせい）と翻訳されるこの概念は、カール・ユングによって提唱されたものですが、詳しい定義はWikipediaの解説を抜粋しておきます。

何か二つの事象が、「意味・イメージ」において「類似性・近接性」を備える時、このような二つの事象が、時空間の秩序で規定されているこの世界の中で、従来の因果性では、何の関係も持たない場合でも、随伴して現象・生起する場合、これを、シンクロニシティの作用と見做す。

なぜこの言葉を登場させたのか、その理由のほうが主題なのです。
話は堰合さんの新作スローアクロ機「SouthernX-AM」のプランが、メールで私に届いたところから始まります。

SouthernX-AM

RC飛行機実験工房のSekiaiさんが久しぶりに新作機「SouthernX-AM」を完成。
6月3日の第72回F西多摩体育館飛行会に、この機体で初参加されます。

SouthernXでEPP機の可能性を世界に浸透させたSekiaiさんですが、この機体も世界に通用する代表機になるかもしれません。

小型アクロ機

現在、鈴木さんが進めているスパン400mmのclik!、私が製作済みの500mm clik!とMANTA、大野さんの500mmEPP & デプロン機と、徐々に小型のスローアクロ機が飛ばせるようになってきました。

Suzuki clik!

鈴木さんのclik!が完成しました。

先週の土曜日と今日の2日間を我が家で、準備作業半日を自宅で費やして、キットの800mm clik!が持っている開発者の意図を一緒に理解することができました。
自分以外のビルダーが飛行機製作するところを、全編観察できるようなチャンスはめったにありません。今回、師匠である鈴木さんがキットを製作するところをすべて見ることができ、いろいろなことがわかりました。

Soaring clik!

Shockyの里の掲示板でソアリングをするclik!のムービーが紹介されています。
どうしてアウトドアの、しかもリッジ（スロープ）でインドアのスローアクロ機をソアリングしようと考えたのか、詳しくはきいていません。
でも、普段からインドア、アウトドアのすばらしい環境でRC飛行機をいろいろ楽しまれている経験から、あの軽量なclik!をリフトしてくれる穏やかな上昇風の存在をみぬいたのでしょう。思わず車に格納してあったclik!をリッジに向けて放った感じがしました。

途中からサーマルを捉えて上昇する様子も撮影されています。

重めに調整した飛行機で、もっと速度のあるリッジソアリングをすることは知っていたのですが、まさかclik!にこんな可能性があるとは思いませんでした。
clik!を入手したみなさん、ぜひこのムービーをご覧になってください。

BJさん、できればこうなった経緯をコメントしてくれませんか。

魚沼clik!

魚沼ラジコンクラブのclik!三羽ガラスがいよいよインドアで飛び始めました。

UNA3 Clik 完成

師匠こと、鈴木さんのclik!が完成しました。
clik!に関してはデプロン、タトゥーシールなど、師匠にとって未経験の素材、製作方法だったため、弟子が師匠に製作方法を講習するとうい前代未聞の時間を経て完成しました。

日本のMANTA

Clik!の共同購入で知り合うことができたBJさんは、すでにあのMANTAまで入手して飛ばしている方で、新潟県の魚沼ラジコンクラブに参加されています。

製品版のMANTAは日本国内はもちろん、アメリカでも販売しているショップはたいへん少なく、キットを見るチャンスはありません。

そんな貴重なMANTA（なんか海のマンタのことを書いているような文章になってます）の製作手順写真とフライトムービーをBJさんが紹介してくれました。
MANTAの構造は飛行機を軽く作るのに大変参考になります。

最初の写真はその1枚を転載させていただいたのですが、水平尾翼の剛性強化や軽量化の肉抜きなどが進化していました。

・ MANTA製作手順写真

・ MANTAフライトムービー（3本のMANTAムービーあり）

ベンチテストのティータイム

祭日の昨日、鈴木さんと完成したBLモータの計測を我が家でやる予定でした。
そこへ大野さんから電話、「ヤカンを空だきして壊しちゃった！」というではありませんか。「これから行っていいかな？」っということで、3人集まってモータ談義となりました。

鈴木さんと私の「9歯8個組合せ」のBLモータを、Hyperion Emeterで測定します。詳しい計測データの報告は鈴木さんのブログにアップされるでしょうが、結果は両モータとも同じ推力でした。ただ鈴木さんのモータは電流量が「9歯12個組合せ」よりも10%ほど増えていました。

グラストロン・ライブカメラ

これは何！
今はもう発売されていないSONYのグラストロン。
別名ヘッドマウンテッドディスプレイです。

次回の飛行会で、久しぶりに鈴木さんがCMOSカメラを飛行機に搭載して、パイロット目線でライブ飛行します。詳しくは準備を進めている鈴木さんのブログにリンク。

グラストロンは2セットあるので、操縦者と一緒にフライトの様子をモニタすることができます。スローアクロ系のフライトで試すのは初めてですが、シミュレータではどんな感じになるのかすでに実験済みです。

初めて見学する予定の方がいるので、体験していただこうと思います。

みんなの飛行機

このブログで紹介してきたスローアクロ機に興味を持ち、コメントをいれていただいている吉岡さんと斉藤さんから、自作された飛行機の写真を送っていただいたので紹介します。
どちらの飛行機も主翼スパンが600mm以下で、機体総重量は110gと大変興味深い仕上がりです。ぜひ飛行会に参加していただき、そのフライトぶりを確かめてみたいですね。お二人とも軽量化を進めていくとのことなので、また情報交換をしていきましょう。
両氏からスペックの詳細を知らせていただいたので本文に転載しました。

■吉岡氏自作　Clik!
モーターマウントを2mmの航空ベニヤで作り、ウイングのカーボンスパンは2mmを入れています。

・機体スペック
全幅：510mm
全長：600mm
機体総重量：110g

・メカスペック
送信機：Berg MICRO STAMP 4
アンプ：Castle Creations Thunderbird 9a BL ESC
BLモータ：Micro DAN 2003-F3P
プロペラ：APC 7X4SF
サーボ：ハイペリオン 3.7g
バッテリー：Bad Dogz 360mm 2cell

■斉藤氏自作　Gee Bee

現在は、まず剛性アップのため重量を増加中とのこと。
きちんとした操縦性（今はふにゃふにゃして舵が明確に伝わらない）を確保した上で軽量化にはいるそうです。

・機体スペック
全幅：600mm
機体重量：30g
メカ重量：80g
機体総重量：110g

・メカスペック
送信機：GWS GW/R-4PII/H
アンプ：フィガオ　FG-10A　10g
BLモータ：コスモテックCT2730-1200　25g（マウント込み30g）
プロペラ：選定中
サーボ：ハイペリオンHP-UM-37x3
バッテリー：ロビン260mh 12-16C 2セル　20g

追記：その後、主翼のスパーと胴体の三角補強で剛性はかなり改善されたそうです。脚も付きましたね。これで全備重量は120g 。

マイクロ機でグリグリやりたい！

自分も含め、YSFC、SSFC、IAC-ASOなどの飛行会に参加されているメンバーが今年製作されたインドア機をあらためてみなおすと、それぞれ個人の趣向によりさまざまな機体を作っているようにみえますが、１つクロスする部分があることがわかります。
写真は、各メンバーの製作機で順に、tokoさんのファンフライ機、同じコンセプトのファンフライ機とエルロン仕様で飛んだ初期のバルサによるnano Trainer機は本井さん、鈴木さんのFunFly機とCarbonFun機、としちゃんのチービーＺファン、大野さんと栗田のmini Tensorです。

それが確認できたのは、11月 04日のmotoさんのブログ「e_Slowfly日記」の「よみがえりパート2」のエントリーに大野さんがコメントをした次の言葉からでした。

Meet the Ornithopterists

師走になるからではないのですが、大量にストックしてきた書籍や雑誌の資料を片付けています。

その中で、4年前、2002年8月号のPOPULAR SCIENCE誌が出てきました。ページに付箋が貼ってあるので見ると、それは羽ばたき機を開発し、ネットで販売しはじめたばかりの「オーニテック社（現在：Ornithopter Technologies社）のサクセス・ストーリーを紹介した記事でした。
(この記事は現在ネットでも見ることができます）

当時この記事を見たときは、現在のように赤外線コントロールで電動化した羽ばたき機が飛び始めることなど、まったく想像できませんでした。
スローフライ仲間のmotoさんやとしちゃん、それにまだお会いしたことはない羽ばたき名人たかはしさんの活躍で、多くのノウハウが公開されています。そのきっかけともなったのが4枚翅のDragonfly Ornithopterでした。

大野さんのGee Bee R-1 2号機

YSFCでは週一飛行練習会が続いています。
前回、私（栗田）は用事があって欠席しましたが、鈴木、大野、八方の3名が参加した練習の報告は鈴木さんのブログで紹介されています。

前回の練習会に初登場した大野さん製作の2機目のGee Bee R-1。私は本日、手にとって、操縦までさせてもらっちゃいました。
1機目でつかんだ多くの改良点がみごとに反映された仕上がりです。発泡率の違うEPPをうまく使い分け、さらにテーピングで強度を上げるノウハウを各所に使い、軽くて堅牢な機体に仕上がっていました。