リアルタイムでHobie Hawkを経験している須賀さんに、来島の際、修理が完了した機体を見てもらいました。残念ながら風の条件が悪く、ドンデン山での初飛行は叶いませんでしたが、後日、素浜の砂の丘で初飛行を敢行!!
50%はこうなるであろうことを想定したのですが、飛ばしてみないと何もわからないので、投げてみたら100%の大失敗。
しかし、大事なことを学びました。
修理方法が甘かったことはもちろんですが、発航時の機速が遅すぎました。最初からストールしています。
風速は3m/s前後、これが滑空テストだと考えても・・・・
結果として、重い機体が着陸する際になったであろうストールと、グランドループによる円弧上反角翼の問題点が早速出てしまいました。
36年前から多くの先輩たちが主翼や胴体テールを折ってしまっているHobie Hawk。うまく飛ばして、無事、地上に戻すことの難しさを痛感しました。やはり風速5m/s以上の条件が必要です。もちろん初速もですが・・・
こうなると、いずれにせよまた壊れることを承知でモータグライダー化するのが、一番扱いやすそうです。ネットを検索すると、国内でも2006年、Hobie Hawkをモグラ化された方をみつけることができました。
この調子だとHobie Hawkのレストア は今後も継続ということになりそうです。Hobie Hawkのレストア⑩へ、つづく。