梶山翼のリンケージは下面、プッシュでUPになるリンケージ
モーターグライダーによる動力飛行と微風滑空試験を終了した翼の性能を、強風のスロープでも試してみようということなのです。
栗田機のEPP翼との違いは、デプロン素材は剛性があっても座屈しやすいことです。その欠点を補うように梶山さんはKFm翼をアレンジした前縁2重貼り+フィルム貼り+カーボンスパーで、捻り剛性の強い翼を完成させていました。しかし、ガル翼の角度をつけた接合部はEPP翼同様に不安の残る強度です。
栗田機の帆翔が成功した風速6m/sと同じ条件で、翼断面、平面形状の違いを確認する予定です。
修正加工でリンケージをプルUPになるよう変更
栗田機1号機への取付は、左右エルロン用のサーボ TURNIGY TGY-D1290P(3.0g)がルート部分下面に取付けてあり、胴体と干渉してしまうため、サーボを翼端に付け直しました。
翼スパンを比較、梶山機の翼長:705mm、栗田機の翼長:760mm
Splitエルロン用に加工された動翼は、フィルムヒンジでUP方向にしか動かないようになっています。栗田機と同じようにエレベータ用のサーボを翼の中央に取付けて、修正加工終了。いい風が吹くのを待ちましょう。