このブログは現在、過去の記録を保存するCHRONOFILEとして継続しており、日々の活動記録UPは停止中。
昨年の年頭コメントで「天候には恵まれることを願う」と書きましたが、佐渡のソアラーにとっては不作の日が続きました。
スロープに週一で出ることは叶いませんが、多くの時間を新しい知識の吸収と、先人たちが残してくれたディープテック学ぶことができました。
その1つを紹介すると、歴代の壊れた名機のレストアにも着手/完成できたことです。
Sagitta 900の基本コンセプトをベースに、主翼上反角を減らし、中央から翼端までをウィンガーロン化したモデルで、Nejitta 900と命名。
各パーツはSagitta 900のプランから先人が自作したもので、市販キットをアレンジしたものではない。
カラーリングは、翼弦の広いオールドタイマーの主翼をスマートに見せるデザインを模索、ヨーロッパのF3F機STRIBOG+(RTGModel)のカラーリングを真似た。
フィルムはブラックとショッキンググリーン(蛍光)
黒い斜めのラインがサーボの開口部を隠してくれます。翼の工作精度が高いので、つなぎ目がわからず、翼端をねじったときの変化が新鮮です。
フィルムを多く使ったので100gほど重くなりましたが、剛性過多の主翼を肉抜き、逆に剛性不足の胴体主翼取付部を強化。
その結果、オリジナルのSagitta 900とほぼ同じ機体重量、CGの位置も変わらず、翼面荷重26g/dm2に収まりました。
主翼スパン :2.5m
主翼面積 :58dm2
重量 :1,190g
翼面荷重 :20.5g/dm2
翼型 :Eppler 205